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03月11日-04号

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  1. 越前市議会 2002-03-08
    03月11日-04号


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    旧武生市議会 平成14年 3月第 2回定例会          平成14年第2回武生市議会定例会(第4号) 平成14年3月8日の会議に引き続き、平成14年3月11日午前10時から会議を再開した。  =======================================1 議事日程┌─────────────────────────────────────────┐│           平成14年第2回武生市議会定例会議事日程           ││                       平成14年3月11日午前10時開議 ││  第 4 号                                  ││ 第 1  議案第 2 号 平成14年度武生市一般会計予算              ││ 第 2  議案第 3 号 平成14年度武生市菊人形特別会計予算           ││ 第 3  議案第 4 号 平成14年度武生市簡易水道事業特別会計予算        ││ 第 4  議案第 5 号 平成14年度武生市土地区画整理事業特別会計予算      ││ 第 5  議案第 6 号 平成14年度武生市下水道特別会計予算           ││ 第 6  議案第 7 号 平成14年度武生市国民健康保険特別会計予算        ││ 第 7  議案第 8 号 平成14年度武生市霊園事業特別会計予算          ││ 第 8  議案第 9 号 平成14年度武生市老人保健特別会計予算          ││ 第 9  議案第10号 平成14年度武生市駐車場特別会計予算           ││ 第10 議案第11号 平成14年度武生市農業集落排水事業特別会計予算      ││ 第11 議案第12号 平成14年度武生市林業集落排水事業特別会計予算      ││ 第12 議案第13号 平成14年度武生市介護保険特別会計予算          ││ 第13 議案第14号 平成14年度武生市水道事業会計予算            ││ 第14 議案第15号 平成14年度武生市ガス事業会計予算            ││ 第15 議案第16号 平成14年度武生市工業用水道事業会計予算         ││ 第16 議案第17号 平成13年度武生市一般会計補正予算(第4号)       ││ 第17 議案第18号 平成13年度武生市菊人形特別会計補正予算(第1号)    ││ 第18 議案第19号 平成13年度武生市下水道特別会計補正予算(第4号)    ││ 第19 議案第20号 平成13年度武生市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) ││ 第20 議案第21号 平成13年度武生市老人保健特別会計補正予算(第1号)   ││ 第21 議案第22号 平成13年度武生市公共用地先行取得事業特別会計補正予算  ││           (第1号)                         ││ 第22 議案第23号 平成13年度武生市介護保険特別会計補正予算(第3号)   ││ 第23 議案第24号 平成13年度武生市水道事業会計補正予算(第3号)     ││ 第24 議案第25号 平成13年度武生市ガス事業会計補正予算(第2号)     ││ 第25 一般質問                                │└─────────────────────────────────────────┘  =======================================2 本日の会議に付議した事件 日程第 1  議案第 2 号 平成14年度武生市一般会計予算 日程第 2  議案第 3 号 平成14年度武生市菊人形特別会計予算 日程第 3  議案第 4 号 平成14年度武生市簡易水道事業特別会計予算 日程第 4  議案第 5 号 平成14年度武生市土地区画整理事業特別会計予算 日程第 5  議案第 6 号 平成14年度武生市下水道特別会計予算 日程第 6  議案第 7 号 平成14年度武生市国民健康保険特別会計予算 日程第 7  議案第 8 号 平成14年度武生市霊園事業特別会計予算 日程第 8  議案第 9 号 平成14年度武生市老人保健特別会計予算 日程第 9  議案第10号 平成14年度武生市駐車場特別会計予算 日程第10 議案第11号 平成14年度武生市農業集落排水事業特別会計予算 日程第11 議案第12号 平成14年度武生市林業集落排水事業特別会計予算 日程第12 議案第13号 平成14年度武生市介護保険特別会計予算 日程第13 議案第14号 平成14年度武生市水道事業会計予算 日程第14 議案第15号 平成14年度武生市ガス事業会計予算 日程第15 議案第16号 平成14年度武生市工業用水道事業会計予算 日程第16 議案第17号 平成13年度武生市一般会計補正予算(第4号) 日程第17 議案第18号 平成13年度武生市菊人形特別会計補正予算(第1号) 日程第18 議案第19号 平成13年度武生市下水道特別会計補正予算(第4号) 日程第19 議案第20号 平成13年度武生市国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第20 議案第21号 平成13年度武生市老人保健特別会計補正予算(第1号) 日程第21 議案第22号 平成13年度武生市公共用地先行取得事業特別会計補正予算(第1号) 日程第22 議案第23号 平成13年度武生市介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第23 議案第24号 平成13年度武生市水道事業会計補正予算(第3号) 日程第24 議案第25号 平成13年度武生市ガス事業会計補正予算(第2号) 日程第25 一般質問  =======================================3 出席議員(28人)     1 番 西 野 与五郎 君         2 番 田 中 祐 治 君     3 番 大久保 恵 子 君         4 番 北 野 光 夫 君     5 番 佐々木 富 基 君         6 番 中 西 眞 三 君     7 番 関   正 美 君         8 番 増田 太左衛門 君     9 番 福 田 修 治 君        10番 上 田 忠 男 君    11番 玉 村 正 夫 君        12番 長谷川 仙一郎 君    13番 嵐     等 君        14番 蔭 山 千代治 君    15番 橋 本 亮 一 君        16番 伊 藤 藤 夫 君    17番 金 子 芳 巧 君        18番 山 本 清 内 君    19番 江 指 傳兵衛 君        20番 玉 川 喜一郎 君    21番 高 森 保 治 君        22番 片 粕 正二郎 君    23番 玉 村 和 夫 君        24番 井 上 幹 夫 君    25番 光川 利右衛門 君        26番 芦 田 盛 治 君    27番 宮 本 義 利 君        28番 石 本 幸 夫 君4 議  事       開議 午前10時01分 ○議長(山本清内君) これより本日の会議を開きます。 本日の会議の遅刻届が蔭山千代治君から参っておりますので、御報告いたしておきます。  ================ △日程第1 議案第2号 ○議長(山本清内君) 日程に入ります。 日程第1議案第2号平成14年度武生市一般会計予算を議題といたします。 8日の会議に引き続き、本案に対する質疑を続行いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 玉村正夫君。 ◆(玉村正夫君) まず私は、予算書108ページの市街地開発費、JR武生駅北共同駐車場整備補助4,400万円余りの予算化ですが、従来の議会で私は再三再四言っておりますが、赤字続きのこういう共同駐車場への補助金、これこそ私はこの駐車場は民間へ委託すべきだとこう思います。そういう考えはないかどうか、お聞きしたいと思います。 さらに、大学費では仁愛大学建設補助これが1億4,000万円、15、16合わせて4億円の債務負担合わせて補助が行われると説明ありましたが、さきの議会の中でも議論があったように、これまで既に27億円以上の補助金が仁愛大学に支払われているわけであります。私は、私学補助を否定するものではありませんが、このような財政難の折、これ以上の補助は税金のむだ遣い、こう思います。そういう点で、この時点できっぱりこういう税金の使い方はやめていただきたい。これは市民の強い声であると私は認識をいたしております。その点での考え方をお聞きいたしたいと思います。 予算書84ページ、畜産業費の予算化でありますが、負担金交付金3,700万円予算化されております。私は、ここで今BSE問題での被害状況、今肥育農家たった武生市内では1件となりました。このBSE被害状況は、直接聞いたところによりますと2,700万円の収入ダウン、そして1頭当たり10万円の借金をして、これを1年以内に返せというような非常にむごい仕打ちであります。また影響であります。そういう点で、ほかの自治体では、武生ではただ1件の畜産肥育農家でありますが、やはり他の自治体と同様、この畜産農家を守るそういう対策も必要だと思いますが、その点の必要性についてお聞きをいたしたいと思います。 あわせて畜産農家を訪問したときに、何を今してほしいかと問うたならば、今何といっても消費の拡大だと。これをぜひあなたも取り組んでほしいと言われました。私は、何といってもこの風評被害を克服することだと。その風評被害の一番原因となっているのが、学校給食での牛肉使用の中止であります。今肉で一番安全なのはもう牛肉だと言われております。安全に安全を重ねた対策がとられております。10月以降の牛肉は完全に安全だということは、もうどこの機関でも保証済みであります。そういう点で、この武生での学校給食での牛肉使用再開、新学期からはぜひ始めるべきだと思いますが、教育長の考え方、田中議員への質問に対する答弁は安全第一と答弁されましたが、もう安全は確保されている、私は認識しております。そういう点で、牛肉使用再開の考え方についてお聞きをいたしたいと思います。 それから91ページ商業振興費貸付金、中小企業振興資金預託金小規模事業育成資金預託金、予算化をされておりますが、私は、これもこの議会で田中議員の質問に対しまして市長の答弁は、この預託金制度については利子補給方式への変更を検討している、こういう答弁がありましたが、これはとんでもないことであります。私は、自治体がペイオフ解禁に対応して預託金の保護を考える、これは当然のことでありますが、制度融資の根幹にかかわる預託金を廃止するということはとんでもないこと。これは中小企業の方々の多くの声であります。預託金制度は残して、その前提として保護策を検討すべきであります。中小企業の方々は、この預託金制度というのはまさに命綱であります。そういう点で、先ほどのさきの田中議員への答弁、これは撤回していただきたいと思いますが、その点考え方をお聞きしたいと思います。 そしてまた、さらに言いますならば、この預託金方式を利子補給方式に変更されますと、全く公共性がなくなりまして、金融機関の利益優先の制度融資に自治体が利子補給をすることになります。私は、そういう点で中小企業者の皆さん方が比較的無理なく利用できる今の預託金方式、これは堅持すべきだと考えておりますが、考え方をお聞きをいたしたいと思います。 また、いろいろあっち行ったりこっち行ったりのページで申しわけないですが、歳入の市民税の問題でお聞きをいたしたいと思います。 当然のことながら、市民からの税収これが一番大きな財源でありますから、これの確実な対策が必要と思いますが、あわせて制度上確立されておる節税対策、これに対してはやはり市民の暮らしを守る観点から、そういう制度は周知徹底しなければならないと思います。その一つに、私は、今確定申告が3月15日で一応期限となっております。ここで私どもの共産党の新潟県議会というところが国税庁交渉をやった中で、介護認定者これも障害者控除が受けられる、こういう答弁を国税庁の係長から引き出しました。それがきっかけとなりまして、今全国で障害者認定1から2の人は普通障害者控除いわば27万円の控除、3から5の要介護者については特別障害者控除40万円が控除になると。非常に大きい控除になります。そしてつけ加えるならば、もう既に還付申告をやられてる人、これは修正申告、5年にさかのぼってできるそうであります、修正申告というのは。私はこういう点で、この制度これは1970年の所得税法の改正でこういうふうになったわけです。それまでは障害者手帳がなければ障害者控除は受けられない、こういうところからこの所得税法の改正でこういうことになったわけでありますから、この周知徹底も図らなければならない。そして、今全国各地では介護認定者に対しまして障害者控除対象認定証というのをすべての介護認定者に送付をしているわけであります。こういう自治体が日に日に広がってきております。そういう点で、武生市は今後そういうところを迅速にやるべきだと思いますが、その点の考え方をお聞きをいたしたいと思います。 質問の最後は、道路橋梁費の問題であります。道路橋梁整備事業8億2,637万8,000円、予算の説明書、予算書と別に配られました内容見てみますと、投資的経費普通建設事業29億5,242万円、伸び率が51.3%とこういうふうになっておりますが、自治体財政が非常に緊迫してる中、全国の多くの自治体ではこの公共事業の削減が行われております。武生市は学校建設等の公共事業もあってこういうふうになったと事務当局聞きましたが、この公共事業、地元の中小企業への発注、こういうところへの配慮が必要だと思いますが、その点今後配慮していくんかどうか、お聞きをいたしたいと思います。 以上であります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 北岡建設部長。 ◎建設部長(北岡欣一君) 予算説明資料の108ページの共同駐車場整備促進事業補助金の4,401万円についてでございますが、これは市の駐車場の供給政策といたしまして、平成11年に制定しました武生市共同駐車場整備事業費補助金交付要綱、これに基づいて補助する金額でございますので、よろしく御理解のほどをお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) 仁愛大学に対する補助のことでございますけども、支出もしておりますけども、やはり仁愛大学あそこに4年制大学が立地するという、この地域にとって大変大きなメリットもございます。また、4年制大学になりまして県内外からそういった学生たちが武生に4年間寄留するというそういった経済効果も生み出しますので、一方的にやはり地域の方のメリットもあるんだということを御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 服部産業経済部長。 ◎産業経済部長(服部秀一君) まずBSE問題についての御質問でございますが、影響を受けておりますのは武生市内で肥育農家1戸、それから酪農家も4戸あるわけですが、若干の被害を受けているところでございます。私どもといたしましては、こういった問題に対応すべく、県のいろんな制度とあわせて努力をいたしているところでございます。 なお、風評被害対策等におきましては何回かやっておるわけでございますが、例えば丹南ケーブルテレビにおきまして、正しい牛肉の知識というようなビデオ等も放映をいたしておるところでございます。 それから、次の預託金制度についての御質問でございますが、この預託金等につきましては、新年度は14年度でございますが、流動性預金への変更というようなことで対応をとっていきたいというふうに考えておりますし、その後につきましてはペイオフ対策等の問題もございますので、関係機関と協議を重ねながら向学的な取り組みをやっていきたいというふうに思っておるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 真木教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(真木成元君) 学校給食におけます牛肉の使用再開についてでありますけれども、現在まで次々といろんな問題が出てまいりまして、現在牛肉の使用を自粛しているところでございますけれども、国が安全対策を実施しておりますし、武生市の業者におきましても安全確保のシステムについての申し入れもございまして、教育委員会といたしましては、業者からとか保護者の意向調査なども踏まえまして、総合的に判断した段階というんですか、安全確保が一番重要でございますけれども、今のまんま推移していっているのならば、新学期から再開を考えていきたいと考えております。 よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 大久保福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(大久保秀峯君) 昭和45年の所得税法改正によります障害者控除の範囲の拡大による市の認定等の御質問でございますが、これは昭和45年から武生市ではそういった障害者手帳、療育手帳のない人でも、そういった準ずる者に対しまして申請があれば認定をいたしておりますし、今後介護保険の認定者につきましても、そういった準じた認定証を申請があれば交付していきたいと考えております。 ○議長(山本清内君) 歳入。(「まだある。」「公共工事。」と呼ぶ者や、「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 北岡建設部長。 ◎建設部長(北岡欣一君) 普通建設費の14年度当初予算が13年度当初予算に比べて伸び率が51.数%になっているという件でございますが、13年度当初予算につきましては、当然骨格予算ということで計上したものでありますので、こういう伸びになったかと思いますが、6月補正での比較によりますと、マイナス2.9%というような数字になりますので御理解をお願いします。(「地元の業者への発注は。」と呼ぶ者あり)ああそれですか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 北岡建設部長。
    ◎建設部長(北岡欣一君) いわゆる受注者につきましては今までどおり、特に市の関係の業者さんが受注できるような機会は十分配慮してまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 玉村正夫君。 ◆(玉村正夫君) まずは簡単なところから。介護認定者への、なかなか調整て難しいな。(「難しいそうなとこやめとけや。」と呼ぶ者あり)介護認定者に対する障害者控除の問題ですね。これは私どもは勉強してわかったけども、ほとんどの市民の方々知られてない。進んだところでは、そういう障害者控除対象認定証をもう進んで介護認定者すべてに発送してるんですよ。こういうところをやってるわけですね。そういう点で、市長これはお金のかかることじゃないんですよ。ぜひ進んでいる自治体と一緒なところを実行していただきたい。これ答弁願います。 それから、公共事業の問題で部長の答弁ですが、私この問題では、中山徹さんという奈良女子大の助教授やりまして、都市計画中央計画に専攻されてる方であります。この方が、開発型公共事業から改善型公共事業へと、こう題して。今必要なのは人口や産業が急増していかない。こういうことを前提として、既存の市街地を開発する公共事業こそ今必要なのではないかと。こういうところをやれば、開発型から改善型へ改めれば、中小企業の経営上から見ても非常に好ましいことなんだと。データを言ってるわけですね。1,000万円未満の小さな工事の場合は、資本金1億円以上の企業はたった3%しか受注してない。それに対して、工事費が1億円以上になると資本金1億円以上の企業が実に86%も工事を受注している。こういう結果から見ても、工事の規模が小さければ小さいほど中小企業向けの発注がふえる。私今非常にこれまでの議会でも、各議員も不況対策もっと地元の中小企業へ仕事を、こういう発言が続いておりますね。私はこういう改善が必要だと。そしてまた、具体的にやってるとこもありますね。静岡県の富士市の取り組み、ここでは小泉不況で零細業の社の仕事が激減している。そして富士市では、市が発注する50万円以下の簡易な修繕を受注できる県内初の競争入札参加資格審査申請制度を実現した。これは法律に基づいて、地方自治法第234条の随意契約を活用した制度であると。2年以上の経験を持つ市内の事業者で、申請書と納税証明書があれば登録が可能であるということであります。私ぜひこの富士市での制度の勉強をしていただいて、こういういいことはまねをしていただきたい、こう思いますが、市長の考え方お聞きをいたしたい。 あと学校給食での牛肉使用再開については、ほぼ今の事務局長の答弁で新年度4月からは再開ができると私は思いましたが、非常に今この風評被害が焼肉店まで影響を及ぼして、お客さんが激減している。私は、安全が確認された今の段階、肉販売業者も福井市が以前から牛肉使用を再開やってるわけですが、ここは窓口が一本だということで以前からやってるんですが、武生の業者の方が教育委員会からそういう要望がされたんで、一生懸命頑張りまして、武生でも牛肉を学校へ納入する場合は窓口を一本化するところまで頑張ってきているわけであります。こういう努力を無にしてはだめですということで、よろしくこれは要望いたしておきます。 ○議長(山本清内君) 玉村正夫君に申し上げます。(玉村正夫君「あと5分ありますね。」と呼ぶ)1人30分を目安といたしておりますので、質疑の答弁、質疑については簡単明瞭にお願いします。 ◆(玉村正夫君) はいわかりました。 時間がないそうでありますから、これで終わりますが、答弁。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 北岡建設部長。 ◎建設部長(北岡欣一君) 予算の方の執行についての考え方のお話かと思うんですが、今ほとんど土木費等の使途につきましては、開発型というよりもむしろ議員御指摘の改善型とおっしゃるこのことにほぼ使われてるというふうに私は認識しております。 それからもう一点の50万円以下の修繕的な工事を別の審査資格を設けて、そこの業者に発注している例があるということでございますが、いずれにいたしましても、信頼できる相手方と契約するというのが大原則でございますので、それはどうやって担保するかということだろうと思うんです。今までは参加資格の申請等をして、それの当選名簿に載せられた業者さんで契約しておりますが、それ以外ということでありますので、今言ったように相手方が十分信頼できるというような一つの判断をどうするかということでございますので、それは今おっしゃったさきの静岡県の富士市ですか、そういったことも今後とも研究はさせていただきたいとそういうふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 大久保福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(大久保秀峯君) 障害者控除の介護認定者の認定通知の交付の件でございましたが、どういうふうにして周知を図るのかということでございますが、次年度におきまして何らかの方法を考えてまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 片粕正二郎君。 ◆(片粕正二郎君) まず提案されてる議案書に基づいて、私は一般質問をしませんのでちょっと五、六点お願いします。 77ページ組合清掃費14億8,500万円今年度計上されているわけでございますが、この中に清掃組合が始まって以来民地が中に入ってるんですね。これの当然買い上げ、買い戻し等々が入ってるというふうに理解はいたしておるわけでありますが、そういう地元との話の中でいろいろお聞きしますと、小林所長は別として、今までの歴代の所長さんとの話の中で、どうしてもすっきりいかない部分があったというふうに聞いておりますが、なぜそのような経緯をたどって現在に至ってるんか、これをひとつお尋ねいたしたいというふうに思います。 あと100ページですね、土木費中の雪寒地域道路事業いわゆる融雪の施設工事費ですね、これについてお尋ねいたしますが、前年度8,800万円、本年度は6,900万円、1,900万円ほど減額されてるわけでありますが、こういう施設を計画的にやられてるわけでありますので、どういうわけでこの1,900万円を減額計上しなければならない状況にあったのか。これ社会資本の充実をしていく中においても、特に最優先しなければならない事業じゃないかというふうに思うんですが、この辺の御見解をお尋ねいたしたいというふうに思います。 それと121ページの公民館費、これ13地区の公民館費がすべて計上されてるわけでありますが、前年1億5,900万円、本年は1億5,400万円、400万円ほど減額をされてるんですね。この辺がどうしてもどういうことか内容がちょっとわからないので、教えていただきたいというふうに思います。 それと歳入の目に移りますが、地方交付税についてですが、今回15%減いわゆる5億円ほどの減額という予算が計上されてるわけでありますが、一番本年度の予算において5億円減額というのは大きいわけでありますが、この大きい要因はどこにあったのか、お尋ねをいたしたいというふうに思います。 また先般の代表質問にもいろいろ御答弁がありましたが、ペイオフがこの4月から解禁になるわけであります。いま一度確認をいたしておきたいわけでありますが、武生市のすべての全会計438億円等々について、全部金融機関を通じて出し入れするというようなことはないかもしれませんが、やはりこのペイオフ解禁については公金を預けるわけでありますので、金融機関へのいわゆる安全調査等々について、どのような結果のもとに武生市として公金を運用していくのかということについて御回答をお願いしたいというふうに思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 小林総務部理事。 ◎総務部理事(小林孝之君) 議員さんのなぜ今まで買い上げしてないかという御質問でございますが、いろいろ経過がございまして、なかなか先輩諸氏も一苦労なさったと思っております。今議員さんの御指摘の問題解決につきましては、なぜといいますよりも管理者であります市長と解決に向けて取り組んでまいりたいと思っておりますので、以上よろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 北岡建設部長。 ◎建設部長(北岡欣一君) 消雪施設整備の工事でございますが、前年に比べて減額となっております。財政厳しき折ということもあるかと思いますし、また計画的に整備は進めておりますが、実態として井戸掘りの場所、井戸等の設置等に当たっては、いろいろと地元と協議をさせてもらってるんですが、すんなりいくということでもないわけです。そういったこともありまして、計画的に上げられるところは上げて進めておりますので、整備手法、そのことについては今後とも地元と十分協議しながら、少しでも進めるようにやっていきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 真木教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(真木成元君) 公民館のことでございますけれども、減額の内容ちゅうお尋ねでございますけども、公民館の維持修繕費が本年度の3月補正予算の方で緊急を要するという形で上げさせていただいております。あのときに1,130万円ほど3月補正の方で手当しておりますので、新年度は計上されておりませんけれども、状況見ながら考えていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) 地方交付税の減額の件でございますが、これ国が出します地方財政計画にのっとりましてうちの方が見たわけでございます。 国の方は、この種の今まで交付税で皆措置してた分がいきなり落ちることもあれなんで、予算書の26ページの方の一番最後に臨時財政対策債、この起債を起こしまして、そして財源手当を行っているということでございますので、御了承いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 井上収入役。 ◎収入役(井上浩之君) 今回のペイオフ解禁に伴います公金の運用についての御質問でございますけれども、従来は国の金融政策としまして金融機関を破綻をさせないという政策をとられておりまして、私どもも金融機関は破綻しないんだという認識のもとで運用してまいりましたが、昨今金融のビッグバンが行われまして、これから金融機関といえども万が一ということも考えられますので、いろいろ対応を考えたわけでございまして、先般も上田議員の代表質問にもお答えをいたしましたように、その対応策の一つとしまして預金債券と借入金債務とを相殺をするという方法をとってまいるわけでございますが、幸いにして武生市の場合には借入金プラス開発公社に対します債務保証、これと預金の量を比較しますと、預金の方が下回っておりますので、今言われておりますような保護策に対しましての危機感というのは現実にないわけでございますので、そういうことを念頭に置いてはおりますが、今後におきまして万が一ということも考えられますので、その方策としまして先般申し上げましたように、一般的に言われております基準を参考にしながら、各金融機関の経営状況について判断をしていきたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 片粕正二郎君。 ◆(片粕正二郎君) 清掃行政につきましては、今の小林所長にどうのこうのというようなことは申し上げてないので、以前から歴代の所長等々において、管理者はもちろんですが、おいてそのような状況があることは事実でありますので、私これなぜこういうことを取り上げたかと申し上げますと、わかってはいると思いますが、やはり最終処分場ですね、こういう問題が今出てきてるわけです。ある地区においては反対表明をしているところもあるわけでありますが、やはり一番肝心なのは今後このようななくてはならない施設でありますので、なくてはならない状況をつくっていく、これが一番大切じゃないかというふうに思うんですね。地元が反対表明をしていけば、全くもって隣にも影響を及ぼすというようなことになるわけでありますので、これはもう一度管理者の方からできればお答えをいただきたいなというふうに思うわけであります。 次に、雪寒地の融雪に関しましては理解をいたしましたが、やはり地元、地元といつ聞いても地元ちゅうんですね。だけど、今回部長が変わってもまた同じことを、これ引き継ぎしてるんですか、こういうことを。そういうことで、やはり計画を遂行していくのにはやはりそれなりの努力も必要ですし、役所がしてやるんだというような気持ちは抜いてもらわなければ計画的にはいかないと。抜いてないということではありません。そういうことを打破しなきゃならんという一つのネックを超えていくということです。これが大切だと思いますので、計画どおり減額すればいいちゅうもんでないと、計画どおりやってもらわなければ、これが増額なってればこういう質問もなかったと思うんですね。だけど、減額ということは余りいいスタイルじゃないというふうに思いますので、ぜひともひとつ補正でもつけていただいて、調整していただくような方法を要望しておきます。 それと、公民館の減額について理解いたしましたが、国も規制緩和、規制緩和といわゆる構造改革の中で規制緩和がなされてるわけでありますが、これも武生市もぜひともひとついわゆる自治体そのままおんぶしていくんじゃなしに、民営化していくのが一つの方法じゃないかというふうにも思うわけでありますが、私この武生の一つの自治体においては、民営化していくのにはやはり相当考えなければならないが、公民館運営なんかは一番民営化に適しているんじゃないかというふうに私はほういうふうに考えております。そういうことの考え方が、今現在こういうことで民営化していこうというようなことがあるのかどうか、なければいいですが、あればひとつお答えをいただきたいなというふうに思います。 地方交付税につきましては山岸部長から26ページの件も私も十分認識しながらお尋ねしたつもりでございますが、ぜひとも景気が悪い時期でありますので、ひとつよろしく交付税を少しでも余計いただくようにお願いしたいなというふうに思います。これは要望しておきます。 それと収入役ね、今上田議員代表質問にもありましたが、このペイオフというのはやはり預金保護、これは官民を問わず、個人団体を問わず、もう4月からやってくるんですよ、これは。私一番心配するのは、ペイオフ解禁についてのスケジュール等々については年次ごとに変わることもあるんです。そういうことも踏まえながら、もう一つは経済的に目まぐるしくいわゆる金融機関も経営状態が変わっていく状況も想定されるんじゃないかというふうに思うんです。そういうことをいろいろ考えますと、今家庭においては自分一人では1,000万円までしか保護できない。子供も孫もみんないれば、10人いれば1億円とそういうふうなことになるわけですが、武生市の場合は今市債との関連で、どっちかいうとこちらの方がまだもらい方だというふうな答弁でなかったなというふうに思うんですが、損するしないは別問題といたしまして、やはりそういうことが事前にキャッチできなければならないんじゃないんかなというふうに思うわけであります。非常にやりにくい状況があるわけでありますが、この辺は収入役の考えとして、また利ざやの問題、資金運用の問題も出てくると思うんですわ。それで、今までの利ざやが収入面で上げられているわけでありますが、このペイオフによって武生市の利ざやの財源は収入はどれぐらい減るのか、ふえるのか、その辺をひとつお知らせ願えればありがたいなというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) お答えいたします。 清掃組合にかかわることで、地権者への対応を十分に誠実にということでありますけども、清掃にかかわらず、武生市がかかわるまた武生市が間接的にかかわる事業で、いろんな地域の方々また地権者の方々に御協力をお願いしなきゃいかんことはたくさんあります。これらについて私はもちろん誠実に対応していくつもりでありますし、そのように職員にも申しておりますので御理解ください。 それから公民館の民営化はいかがかっていうお話でしたけども、公民館確かに地域に密着した活動をする場所でありますし、ますます地域での重要性が増していると思ってます。我々も行政改革大綱の中で事務事業の見直し、その中の一つとして地元移管等も検討の対象に既に入れておりますので、前向きに検討していこうと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 井上収入役。 ◎収入役(井上浩之君) 公金の保護という立場からは、各金融機関の経営状況につきまして、これからしっかりと情報開示をいただきながら十分対応してまいりたいと思います。 それから資金の運用につきましては、議員よく御存じのとおりに、まず確実にそれから安全にしかも効率的に運用しなければならないという規定がございますが、これから金融機関につきましても万が一のことがございますので、従来はより効率的にということで金利のみを追求してまいりましたが、これからはまずより確実に安全にという方向に効率性からシフトしていかなければならないというふうに考えております。そうなりますと、金利につきましては従来とは少し運用額が減るんじゃないかというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 片粕正二郎君。 ◆(片粕正二郎君) 市長の方から清掃行政につきましていろいろお話がございましたが、やはり初歩的段階でこういうものを解決していかなければ、後々大変な労力また金銭的な問題等々に大きく発展するということもございますので、今回最終処分場については粗大ごみの焼却施設を新しくつくりました。あの跡地というか掘り出したとこを利用して最終処分場しようということですので、一部白山の方へかかっていくというようなことでございますが、なんというたかて坂口は地元でございますので、そういうもろもろの話を解決しながら進めていただきたいと、これ要望しておきます。 それと、公民館の民営化につきまして御提案を申し上げたんですが、市長の方で考えてるんだというような御答弁だったので、どういうふうな内容になっていくのかは別といたしまして、非常にいい心がけだなと。三木市長ひとつ大したもんだなというふうに私今思いましたんですが、なかなか小泉構造改革に乗っていくというのは、あの労力も必要でありますが、金銭的に非常に問題が出てくると。財政難の折ですね。だから市長頑張ってひとつ考えてください。これも要望しておきます。 それと、資金運用につきましては収入役の方から例年よりも下がるということを、私も大体ほういうことは念頭に置きながらお聞きしているわけでありますが、収入役の方でほんなことないんやもっとあるんやというふうな答弁があるんかなと思ったんですが、それで理解をいたしました。どうかいわゆるバランスのとれた資金運用、いわゆる経済的に非常に目まぐるしく世の中が変わっているわけでありますので、そういうことを十分勘案しながらやっていただきたいと。特に預金債権と返済の相殺、これについては大丈夫だというふうなことをお聞きいたしておりますので安心いたしましたが、こちらが収入役のおっしゃるのは、預ける者と引き出す者とバランスをとりながらやっていくんだというふうなお言葉だったので非常に安心をいたしましたが、先ほど申し上げました経営状況は刻々と変わっているわけですね。だからその辺を十分掌握しながらひとつお願いしたいなというふうに思います。 以上です。答えは要りません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 橋本亮一君。 ◆(橋本亮一君) IT活用の中学教育推進事業費についてお尋ねをしたいと思います。 去る11月14日に全員協議会で説明質疑が行われましたが、その当時とこの予算書が提出されたということで数字的な非常に違いはあるんですが、特に117ページの学校建設費というとこで、ランチルームという言葉が出てきておりますが、それなりの金額が上がってる。二中と三中ということで上がってる。 それからもう一つは、130ページに保健体育総務費委託料のうち、中学校の給食関連事業委託料3,000万円と上がっております。この委託料というのは、いわゆるコンピューターを主体にした管理システムということだと思うんですが、これは学校がふえようが2校だけであろうが関係なくして、いわゆる教育委員会にホストコンピューターを置いて、そして端末機を各学校に置くことによって全データが集約されるという場合に考えるわけです。その開発費かなという感じを受けるんですが、そうとすれば、いわゆるこの開発費というのは武生市独特のシステムですから、専門会社に頼んだのか、あるいは再修正をしてやるということでやるとすれば、このソフトウェアの開発費に関しては買い取りという方法とリースの方法と2つあると思うんですが、どういう方向づけをしようとしているのか。 それからもう一つ、業者ですね。企画によりますと1校1調理業者というぐあいになっております。それにはいろんな条件整備だとかそういうなことが出てるんですが、それらに対する基準、状況というものが現在どういうぐあいになっているのか。とりあえず二中、三中ということでの費用と、全体的に要るいわゆる本部として設備をしなけりゃいかんという金額と両方出てくるんですが、そういうふうな総事業費ということはどういうぐあいにとらえているのか。そして今年度は二中と三中とということで出してきたということなのか。総事業費のとらえ方ということで、どういうぐあいに企画をされたのかお尋ねをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 真木教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(真木成元君) ランチルームの建設費の件でございますけれども、現在当初考えておりましたのは、生徒の3分の1、1学年ずつがランチルームを利用して昼食とっていただくという考えを持っていたわけなんですけども、安全でおいしい給食を楽しく食べていただくということで、なるべく多くの生徒が一堂に給食できるようにちゅう形で、生徒の2分1が一堂に会して昼食がとれるように考えまして、ランチルームっていう形でなくしてふれあいルームという形を主眼に、ということは生徒間のコミュニケーションあるいは学年を超えての交流、そういうな形を重点に置きまして、ふれあいルームという形を構想を練ってきたわけでございます。昼食の時間にはランチルームとして利用ができるようにという形で、面積が当初300平米ぐらいを予定しておりましたんですけども、今400平米近くに広げました。そういうな形で建設費がふえてきておりますし、それと配膳室の中で簡易な調理をする、あるいは冷たくとか保管するという形での備品経費を市の方で、安全性を高めるという形で市の方で準備をするという形ですし、また食器類におきましても、安全性を確認するという形で市の方で購入いたしまして、委託業者の方へ貸与するという形をとったことで経費がふえてまいりました。 それから委託料の件3,000万円ですけれども、この内容につきましても電算のシステム開発、これはもう武生独自のシステム内容になると思いますけれども、そういう発注から健康教育あるいは学習、それからコミュニケーションまでをいろいろなケースを考えながらシステム開発をやっていきたいと考えております。 それから調理を委託するという形で、調理の委託調理師ですか、それらも入ってきております。2学期のなるべく早い時期に学校給食を導入したいという形を考えておりますので、その調理業務についてもその中で見ております。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 橋本亮一君。 ◆(橋本亮一君) 今具体的に委託料の3,000万円について私お尋ねしたんですが、これでホスト的な部分のコンピューターということですから、学校がふえるとか減るとかということは関係ないということ冒頭に私申し上げたんですが、これで3,000万円で終わるんですか。僕こんな形で、これだけ入り組んだソフトを武生独特のものを3,000万円でできないんじゃないかという感じがしてるんです。ですから僕は、このシステムは買い取りですか、リースですかというぐあいにお尋ねをしたんです。その辺のところをもう少し理解をしてもらわないかん。これを安くするということであれば、いわゆるシステムエンジニアをそういう制度を導入して、自分のところで開発すればそんなに高くつかないと思います。逆に、またそこでシステムをつくってほかのところに売却するということも考えられるんですが、今のところは庁内にはそれがないということですから、ホストコンピューターのコンピューターの開発ですから、もう金額が決まっておらなきゃいかんのですが、その辺のとこ非常にあいまいな。私は今冒頭に申し上げたように、IT給食の推進事業費についてお尋ねをしているんです。細かいことということで私委託料を一つ取り上げましたが、学校建設関係にしてもいわゆるふれあい室を増加さすんだとするならば、推進事業費全体的にとらえるとしたならば、じゃあことしは二中、三中かもしれませんが、いわゆる中学校6つあるんですが、それであとということでは推進事業費としてそれが幾らぐらいかかるんか、そういうふうなことをやっぱり踏まえておかないと。ですから各学校に投資するものと、本部であるそこに投資する分とでは、年度がおのず差が出てくるんですから、その辺どういうぐあいにとらえてるんですか。総額ということでどういうぐあいに集計をしたらいいんですか。その辺のとこまとめて御返事ください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 真木教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(真木成元君) システム開発につきましては、予算計上するときにある程度業者の方と見積もりをちょうだいしておりまして、その中でうちの希望する内容をお話しする中で、見積もりを出させてもらいましたけれども、導入契約をする場合においては入札という方法もありますし、プロポーザル的な方法もございますし、提案書みたいな形もあろうかと思いますけれども、うちのシステム開発する台をきちっと押さえながら、いろんな対応で今後考えていかなければならないと思っております。 予算要求の段階では一応業者との中でのある程度の金額は詰めてもらったわけなんですけども、システムが内容的に細かく詰めておりませんので、費用的には流動する可能性もあるかと考えております。 それから全体的な計画内容でございますけれども、ハード面につきましては一中から六中学校まで整備していく予定をしておりますけれども、今の生徒の2分の1が一堂に会食できるっていうスペースを考えますと、大体5億円ぐらいハード面としてかかるんではないやろかと思っております。 それと、システム開発につきましては一時的なものでございまして、リースじゃなくして一応システムを開発してもらうという形を考えております。 以上よろしいでしょうか。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 橋本亮一君。 ◆(橋本亮一君) 今局長のお答えですと、いわゆる二中とか三中とかという言葉を出されて、今やろうとしていることだけのお答えなんですが、この事業を推進するに対して総額どれくらいになるんだということもお尋ねしたかったんですよ。だから、ホストシステムのところは何校になろうと同じなんですよ、ソフトは。学校がふえれば端末機1台入れればできるんですよ。ですから、初年度にどうしてもこのシステムだけはきちっと決めとかなきゃいけん。それはこれでいいんですかということを私お尋ねしてるんです。それを買い取るのかリースでするのかということもお尋ねしてるんですが、その辺お答えないんですが、その辺どういうぐあいにとらえておられるんですか。これ助役か市長ひとつお答え願えませんか。総事業費ということでどういう変化が出てきてるんかということで方向づけ、いわゆる給食扱いということで相当投資額が要るという話が出とったんですが、その方向づけていくことではどういうぐあいにとらえておられるんか、ひとつお話をお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 真木教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(真木成元君) 今先ほどお答えしましたように、全体事業としてはハード的には5億円近くになります。6中学校のハード面については一応計画的には5億円になると思います。 それからシステム開発、電算関係につきましては今議員さんおっしゃったような形で一時的な経費でございます。システム開発費としては一時的な経費で、うちの方が持っております。リースという考えは持っておりません。システム開発費として予算計上させていただいております。 ○議長(山本清内君) 暫時休憩いたします。 再開は11時15分といたします。       休憩 午前11時03分       再開 午前11時15分 ○議長(山本清内君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第2号に対する質疑を継続いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 増田太左衛門君。 ◆(増田太左衛門君) 御指名ありがとうございました。 3点について質問させていただきます。 まず第1は、このとても厚い予算書の中に随所に出てくるんですが、事業団委託料という欄があります。私ぱらぱらと見ただけでも約20カ所、目算で3億円以上あるのではないかと思われますが、トータルで何カ所、幾らあるのか。そして、それはどのように消化されているのか。使われ方、形、これを今鈴木さんの証人喚問やってますが、市民にもわかるようにお答えいただきたいと思います。 2点目は、過日の行われました三木市長の今年度予算の提案説明、この中に1点は環境保全対策のことに言及でした。参考までに短いので紹介しますと、環境保全対策につきましては。(「質問だけ、質問だけ。」と呼ぶ者あり)はい、大気汚染、水質汚濁、騒音、振動等を現況調査やら企業の立入調査なんかもやるっておっしゃってる。この中に、土壌汚染という土の視点が欠落しているんですね。これはどういうことか御説明いただきたい。 3点目、同じく提案説明の中で、林業の振興を言及なさってます。大変大事なので、大賛成なんですが、その中には数値目標が盛り込まれているのかどうか、お答えをいただきたいと思います。 以上3点です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) 事業団の委託料が全項目にわたりますので、私の方から概略だけ御説明申し上げます。 委託しておりますのは公園が71カ所、受託施設として21カ所、合計として総額3億500万円という数字でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 前野環境部長。 ◎環境部長(前野政治君) 土壌汚染の調査についてでございますけれども、ダイオキシンなどにつきまして市内の3カ所で土壌汚染の検査をいたしております。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 服部産業経済部長。 ◎産業経済部長(服部秀一君) 林業につきましての御質問でございますが、私どもの方では平成11年3月でございますが、武生市みどりのプランというのを樹立をいたしておりまして、そういった中に目標と設定をいたして取り組んでおりますし、また森林整備計画書もでき上がっておりますので、それに基づいて事業を行っておるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 増田太左衛門君。 ◆(増田太左衛門君) 事業団委託料は、公園の管理その他で3億500万円盛られてるということですよね。トータルはわかりました。どういう形でどんなふうに消化されているのか、わからないですよ。トータルはわかりました。しかし、1年間かかってどういうふうな形で使われているのかを御説明いただかないと困ります。 それと、土壌汚染のことですが、環境部長から答弁ありましたが、この3カ所というのは今までにやったことでしょう。新しい予算のことで質疑しているのに、今年度予算の中ではどんなふうになっているのか、おっしゃるならここをおっしゃってくださらないと困ります。第一、市長の提案説明の中にリスフェノールAとか環境ホルモン対策が一番問題になっているときに、土壌汚染対策が盛り込まれていないのはなぜかって聞いているんですよ。できれば市長からお答えいただいて、ああこれは欠落していたと、盛り込んでいくというお答えを賜ればそれでいいんです。 それから林業政策のことですが、その計画書があるということは産経部長私もよく知っているんです。私が提案したんですから。ただ今年度の予算の中に、私これ議長の許可を得て持ってまいりましたが、今間伐をしなければならない面積は3,115ヘクタールあるんですよということなんです。全武生市内の杉林の約60%を今間伐しなければならないってわかっているのに、今年度の予算で提案説明にはあったが数値目標はどれぐらいあるのかということをお聞きしているので、そこを答えてください。お願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 田中総務部長。 ◎総務部長(田中育夫君) 総務部総務課の方で文化振興施設管理事業団の指導、助言の事務部長もございますので、私のわかる範囲でこの委託料の使途につきまして御説明申し上げたいと思います。 ただいまの企画財政部長の方から3億500万円というふうなことで、事業委託料が市の方からも支出されているということでの御説明がございまして、この使われ方でございますが、現在事業団職員は年度当初26名、現在25名でございますが、おりますけれども、この事業団職員の人件費、それから正規職員以外の賃金、それから先ほど申し上げましたように施設が21カ所、それから公園が71カ所ということで多数にわたりますので、管理につきましては武生シルバー人材センターの方に委託をしておりますけれども、このシルバー委託料関係がございます。数字的なことを申し上げますと、職員の人件費関係が、約でございますけれども1億3,000万円でございます。それから賃金、臨時職員を雇用しておりますが、その賃金が2,800万円、それからシルバー人材委託センターの委託料が約8,000万円、それからあとは事務的な消耗品、修繕料、その他の支出等で3,600万円ほどでございます。概略でございますが以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 前野環境部長。 ◎環境部長(前野政治君) 大変失礼いたしました。 今年度につきまして、昨年に引き続きまして土壌汚染の中心なものにつきましては県の方に測定をお願いをしておるところでございます。ことしもできましたら県の方に調査地点の増加などにつきましてもお願いをしてまいりたいなと、こんなふうに思っておるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 服部産業経済部長。 ◎産業経済部長(服部秀一君) 今回の予算の中で、林業関係の特に間伐等についての御質問でございますが、そういった面につきましては森林組合等とことしの計画等お聞きをいたしまして、それにあわせて予算化をいたしておるところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 増田太左衛門君。 ◆(増田太左衛門君) ほとんど要望にしておきますが、この事業団委託料の件ですが、行財政改革の折でもございますので、人件費の削減とか中身の改善とか、今後の将来性も含めて、私は民間的な経営手法によることも考えてもらってもいいのではないか。第三セクター方式もありますし、4日前のNHKテレビによりますと、市が100%支出の株式会社をつくって、人材派遣会社をつくって、堂々と財政再建を果たしている市の紹介もありましたので、私はそういう民間的手法による地域社会の発展、市民福祉の向上も視野に入れて改善を講じていっていただきたいと要望しておきます。 次に環境対策のことですが、環境部長苦しい答弁ですよね。市内全体の土がどうなっているのか。あるいは企業敷地の土壌汚染はあるのかないのか。もう汚れた土地を持っていると罰金がくるような時代の流れになってきておりますので、これは土壌汚染対策はイの一番にやっていただくぐらいの迫力で、今後改善対処をしていただきたいと要望しておきます。 私最後にしますが、林業振興ですね。今大議論になってますが、小・中学校のいす、机のことも含めて、私は林業振興は地域の自然を守る最も大きなことだと思ってるんです。ところが予算をかいま見ますと、微々たる予算なんですね。とても杉林の60%を今間伐をするというような予算では決してない。これは後々大変なことになりますよということを申し上げてもきましたので、産経部長これも要望にしておきますが、今の予算ではとても無理だと思います。したがって、次回のときにでも結構ですから、どうぞ庁内で論議を巻き起こしていただいて、林業の振興、森を守るということについては特段の御配慮をいただきたいと思っております。以上要望にしておきます。 終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 宮本義利君。 ◆(宮本義利君) 91ページにTMO構想の100万円が出ているわけでございますが、このことについて、それから同じ91ページにサンドームの人件費388万2,000円ですかこのこと、それから土地開発公社の、24ページですか、遊休資産の考え方について御質問したいと思います。 最初にTMOの予算が出てるわけですが、これはどういう内容で、どういう組織で、どのような仕事をする会社ですか。まずお尋ねしたいと思います。 それからもう一つは、サンドームでございますが、一時期コンベンションが非常にはやりまして、各町村競って会場なんかを建てて起債を起こしながら、無理しながら大きな会場をつくっていって、全国のいろんな会議を誘致してやったもんでございますが、せっかく県が立派なサンドームをつくってくれて、人件費もある程度武生市が負担してるわけでございますが、この辺でビューローの活動をどのような活動をしているのか、その辺をお尋ねしたいと思います。 それからもう一つは土地開発公社でございますが、非常に先ほどの質問も出てましたように、交付金が5億円も減額され非常に財政が苦しいと。民間でしたら当然遊休土地の処分というのは考えるわけでございますが、それについて土地開発公社はどのような対処、どのような考え方を持ってらっしゃるんか、まずこの3点をお聞きしたいと思います。(「はよ答えや、時間が来るのに。」と呼ぶ者や、「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 服部産業経済部長。 ◎産業経済部長(服部秀一君) まずTMOの補助金についての御質問でございますが、これは先般お答え申し上げましたとおり、まちづくり会社を今商工会議所を中心にいたしまして、もちろん市も出資する計画でございますが、そういった中で、その商工会議所の方に会社を設立に向けた構想策定のための補助金でございまして、具体的に今この会社が何の事業をやるということは、論議はいたしておりますが決まっているわけではございません。それで考えられる内容といたしまして、商業活性化のための事業ということで、これハード、ソフト現在やってる事業もございますが、そういったものが考えられますし、イベント事業として市の方でいろんなイベント事業があるわけでございますが、こういったものを担当していただく。あるいは情報発信、それからその他というようなことで中心市街地に関係するような施設等の管理等も視野に入れて、今どういう事業でスタートしようかというふうなことで論議をしているところでございます。 それからサンドームの人件費の件でございますが、これはサンドーム福井の方でいろんな事業やってるわけですが、今御質問の内容等については詳細調査をしてお答えをさせていただきたいというふうに思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 兵建設部理事。 ◎建設部理事(兵勝君) 今公社のお尋ねでございますが、私公社の常任理事をさせていただきますので、この場所では建設の理事としてお答えをしたいと思います。 御提示の保留地の処分でございますが、これらにつきましては適正処分に努力をしているところでございまして、明年度につきましては八幡の方で造成をしてございます。それから四郎丸の方でもやってございます。そのほか多くの保留地を抱えているわけでございますが、これらにつきましても見定めをする中で、鋭意処分に努力をしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 宮本義利君。 ◆(宮本義利君) まずTMOの件でございますが、いわゆる民のいいところ、民の柔軟性といいますか機敏性、それを利用していこうというのがこのTMOじゃないかと思うわけですが、そういうときにいわゆる助役さんが社長をしていらっしゃる第三セクターのタケフ都市株式会社ございますですね。これがそういう仕事をしても私はいいんではなかろうか。武生の経済界の各種の方が株主になっていらっしゃる。そこでもってそれぞれの特徴を生かして、新しくつくんなくてもちゃんと武生にあるじゃないかという私の考え方ですが、それについてはどういうふうにお考えか。そういうふうにお答えをいただきたいと思います。 それから、この会社が菊人形の検討委員会においても、今後菊人形の中で民の部分はこの会社でやったらどうかという、まだ決定ではございませんが答申が出てるわけでございますが、そういうようなことを行う上において、非常に私はそういう武生市民が全部が参加してるような株主にいるような会社は、各界各層の方がその中に入っていらっしゃるんで、非常に私はやりやすいんじゃなかろうかというふうに思うんですが、その点についてどういうふうなお考えをお持ちか。 それから、例えば中心市街地の活性化につきましても、現在蔵の辻がハード面ではきれいにできております。景観賞もいただくほどきれいでございますが、果たしてそこで最終目的であった町の活性化、お客様の入り、売り上げ等についてはどのように把握してるんかなと思うわけですね。ですから、そういうものを官ではハード面では優秀だけどソフト面では弱い。だから、今後できるであろうTMOかあるいは今までできてるタケフ都市開発株式会社かいずれでも結構なんですが、いわゆるあそこの開発についてはソフト部分が非常に弱いんですよ、だれが見ても。と申しますのは、コンセプトがしっかりしてない。いわゆるターゲットの絞り込みが若年層をねらってるんか、お年寄りをねらってるんか、どこをねらってるんかこのごろ漠然とものを販売するような会社、開発ではやっていけるはずがないんですね。それが非常にターゲットの絞り込みもない。それから吸引力を持つ核もない。そういう中で、それから駐車場もない、こういうとこでハードの面だけはどんどんどんどん前へ進んでると。ですから、私はもうできたものはしょうがないですから、これからソフトの充実が必要であれば当然このいずれかの会社がやるべきだと私は思いますが、その辺についてどうお考えかということをお尋ねしたいと思います。 それからもう一つ、サンドームこんなに立派な福井県でも北陸でも優秀なものが、このサンドームを武生市が持つことによって、武生市がどのぐらい恩恵をこうむってるかなって静かに思いますと、確かに会場を使えるメリットはあるんですけど、積極的にまだ武生市が使ってないんじゃないか。もっと企画部あたりビューロー活動を盛んにやり、全国大会をいろんな大会を持ってくる。例えば金沢の例なんかで言いますと、金沢と武生は一緒ではございません。確かに相当違いますけども、500人大会をやると。そのときのアンケート調査をしますと、一人の方が6万円なり7万円宿泊費、おみやげ、観光と使ってるわけですよ。そういう方々が武生市、鯖江市、この越前町を含めた広域の中で使っていただくそういうビューロー活動を積極的に武生市が提案をしていくと。せっかくの宝物を生かしきれてないんではなかろうかと。ただ会場の貸し館に終わってるんではなかろうかというふうに思います。 一般的な製造業がこれだけ冷えてます。建設業も冷えてる最中に、ぜひともいろんな総合的な活性化をねらっていくならば、当然このサンドームについても積極的なビューロー活動をやる必要があると思いますが、これについてお答えをいただきたいと思います。 それから、3番目の土地開発公社の件でございますが本当に予算が厳しい厳しいと言ってる中で、いまだに貨物駅はそのまま、それから商工会議所の跡地も大きなものでいいますとそのまま。この辺企画して売りに出しても、きょう言ってあした売れるもんでは私はないと思うんですよ。少なくともあそこはどういう形で処分していこうと、そういう形をもうそろそろ、取得してから当然これは何年かは保持しなければなんないという規制がございましたけども、その規制解除後もいまだに放置しながら、左手で放置しながら右手で金がないよ、金がないよ。これはおかしいと思うんですよね。ですから、公社の地面の中にはデッドストックもあると思うんですよ。当時道路の半片だけ買えと言われながら買ったものもあります。ですから、そういうものは思い切って金利のかかる、有利金利のものは処分するとこういうスタンス、帳簿価格を割ってもやるんだという決意がなければ、いつまでたってもあの帳簿から消すことは不可能だと思うんですよ。銀行が今不良債権を処理してると同じように、不良債権とはいいませんが、デッドストック並びにそういうものは今の時期に処分するんだと。そして、今からいっても全部処分終わるには3年ぐらいはかかると思うんですよ。きょう言うてあした売れる経済情勢ではございません。しかし、いまだにそういう計画企画すらやってないということは私はおかしいと思いますんで、この点については理事者の方で市長の御決意を承りたいとかように思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 福塚助役。 ◎助役(福塚昭雄君) 私の方から前段の2点についてお答えを申し上げたいと思います。 まずTMOの問題でございますけども、なるほど議員御指摘のように武生都市開発の会社、これを利用する方法も一応方策であるとは思っております。しかし、あそこは今そのような人的資源もございませんし、なかなか難しい問題もあります。またいろんな株主さんもいらっしゃいます。そういう中で、果たして都市開発会社が受けてくれるか受けてくれないかということは問題がありますけれども、しかし一考に値することは間違いないと思います。 それからもう一つ、サンドームの話ですけども、これは県の施設でございますので、私たちがとやかく申す分野でございませんけれども、しかしあのサンドームは武生と鯖江とが地場産業センターをつくってくれという2つの方の要望によってつくられているわけでございます。武生市もそういう考えの中で、あれを十分に活用する、こういう方向性も持っていかなくちゃならん問題と思ってます。 ただ今のコンベンションビューローの話ですけども、これなかなかコンベンションにも大変な資金料を要します。恐らく5億円、10億円の金ではだめだろうと私は思っております。それほどコンベンションの組織を活用しますと多くの金が必要でございますので、今実は県に35市町村で構成しております福井県のコンベンション、あれがございます。ですから、このサンドームもその中の一員として、その中で十分やっていけるんではないかなというふうに思っておりますけれども、しかしこの分についてはやはり県の方にもっと理解を深めていただくように、十分要望をしていってまいりたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 兵建設部理事。 ◎建設部理事(兵勝君) お答えをいたします。 今議員御指摘の例を挙げて、商工会議所用地あるいは国鉄用地につきまして例として申されたわけでございますが、これらにつきましては私どもも庁内の検討委員会を何回かやりまして、いろいろ模索しているところでございますが、結論に至ってないというようなことでございまして、今後につきましてもそういった大きな土地につきましては処分の方向で検討しておりますし、御提示の金額につきましても現況の帳簿価格で売却するということでなしに、理事会の方で実情を勘案した金額で処分をするのも一つの手法だというふうな理事会の議も得ておりますので、そういった形で今後模索してまいりたいというふうに思いますので、議員諸氏の御協力もひとつよろしく御提案もお願いしたいと思います。 よろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 宮本義利君。 ◆(宮本義利君) 先ほどのTMOとそれから商業土地開発の問題は、これはあくまでも株式会社のことですから、株主が同意、取締役会で承認できることではないというのはよく存じてるわけですよ。ですけども、TMOで結構なんですけども、少なくともこれからつくるTMOを従来の充て職的な社長ですね、頭から魚は腐るといいますが、その充て職的な助役さんが社長になったり、商工会議所のだれがなったり、これでは市役所で直営するんと全く同じだと思うんですよ。それから、そういう方々は自分の仕事はもういっぱい、そんな時間がないわけですよ。よその会社を面倒見ようなんていう発想がないわけですから、これは、私はインターネットか何かで全国から社長を募集するような大胆な発想で、そして柔軟性を持った、そしてスピードのある機敏な行動をすると、こういう会社にしていただきたいと私は要望しておきたいと思います。 それからもう一つ、土地公社の話でございますが、これはもう四、五年あの処分の話は出てるわけですよ。それで庁内でいろんな話をしながらいまだに、民間だったら半年でやりますよ。売るか売らないかを決め、方法は1カ月後に持ってこいってこれが決裁の方法なんですよ。それを2年も3年もかかっていまだに方法ができてない。これからも検討はしましょう、善処しましょう、これではこんなスピードの変革の時代には役所としてついていけないと思いますから、早急にひとつおやりいただきたいと、これも要望しときたいと思います。 それからサンドームの件につきましては、もちろん県の施設ですけど、せっかく県があれだけの巨額な投資をかけていただいた施設ですから、地元の武生市としても積極的に使う提案、計画を、後の実施段階になるとこれは県の仕事だと思いますけども、武生市がそういう提案をどんどんしていくと、こういうことが私は必要じゃないかと思いますので、それもひとつぜひとも市長お考えいただきたいと、こんなふうに要望して質問を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 玉川喜一郎君。 ◆(玉川喜一郎君) それでは39ページの財政調整基金、我が町基金、減債基金費、庁舎建設基金ありますが……(「何ページや。」と呼ぶ者あり)39ページです、はい。この金額、財政調整基金150万円、我が町基金は2,000円ですね、減債基金費は20万円、庁舎建設基金費は100万円ということです。昨年もそんなにたくさん積んではないんですけど、どういう理由で今回の組み方をされているのか、まずお伺いをします。 そして、今後この基金のあり方、そしてその基金のどのぐらいを、例えば庁舎建設基金ですとどのぐらいを目標にされるのかをあわせてお伺いをします。 続きまして、きのうも出てましたが、30ページですけど、臨時職員の賃金5,423万4,000円ありますが、まず臨時職員の基本的な考え方、採用する場合の基本的な考え方、これをお伺いをします。 なぜかと申し上げますと、臨時というのは例えば産前産後とかそういう緊急の場合を要した場合に採られると、これが基本だろうと思うんですね。やっぱり今見てますと、ひょっとして何年も臨時でおられる方または嘱託でおられる方がおられる。そうしますと、その嘱託の方にも権利が生まれてくるんだろうと思うんですよね。そうしますと、臨時と嘱託の考え方違うと思います。ここらあたりやはり本当に臨時ちゅうのは臨時だということで、やはり基本的な考え方を、そうでないともし足らなければ正式な職員を採用する、こういうことも考えて臨むべきだろうと思います。お伺いします。 続きまして35ページですけど、男女共同参画センター120万円の館長報酬があります。これは委託料も1,003万6,000円、総額でこの館長さんに支払われる金額は幾らになるのか。昨年も質問ありましたが、どうも若干昨年の答弁はおかしかったように思います。昨年というのは平成13年度の予算ですね。13年度の予算で、今現在その館長に幾ら支払われたのか。これ調べりゃわかりますからね、正式にちゃんと答えていただきたいと思います。 次、41ページ前納報奨金ですけど、今回2,000万円予算もってありますが、昨年の件数と支払額、そして利息の計算ですね、算定基準、そして今回は昨年と同じ額なのか、この2,000万円。やはり利息が減ってますからその前納報奨金ではなかなか合わないんだろうと思いますけど、ここらあたりの考え方お伺いをします。 そして、最後になりますが、福祉バス、きのうも出てましたけど、試行はしばらくやるということですけど、そのしばらくというのはっきりしてなかったと思うんですね。ああいう答弁では、ちょっと市民もあとしばらくというのは3カ月なのか半年なんか1年なのか、ここへきてもう1年たってるんですね。だから、本当に市民のためにコミュニティーバスを導入されるというの私も質問しました。それは大事なことでありますから、そのコミュニティーバスとして、民間の今会社がやってますかね、バスを。そのとこの関係との話を十分しなければいけませんから、私も本当にこれがうまくいってコミュニティーバスに変わるんであれば大いに賛成であります。そこらあたりを市長の方で本当にこの計画をどういう形で煮詰めて今きてるのか、市民にわかりやすく説明をしていただきたい。 この点を質問して1回目を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) まず基金関係でございますが、今回予算にもってありますのは利息ですね。14年度中に発生する利息分を今ここに計上して、利息率落ちてますけどもその分でございます。 それから前納報奨金でございますが、2,000万円ということでこれは昨年30万円を限度といたしまして交付するということで、前年度変わっておりません。決算不納はちょっと今手元に資料ないもんですけども、2,000万円の範囲でおさまるのではないかというふうに思っております。 それから男女共同参画センターについてでございますけども、館長120万円のこれは市の方から名誉館長という形でお願いする報酬分でございます。協会の方はちょっと手元にないんですけども、たしか6月の議会にですか、活動に応じて報酬をそれは協会の方が出していくんだというふうにお答えしたと思いますので、ちょっと手元に今そういったどれだけ支払いというのはわかりませんので、ひとつ御了解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 田中総務部長。 ◎総務部長(田中育夫君) 臨時職員の御質問でございます。これ御承知のように、一定の雇用期間を定めて採用するもんでございますけれども、あくまで基本的には突発的な臨時的な職員従事をさせるということで、私どもといたしましては6カ月を一つの区切りとして見直しをしながら雇用をしているところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 大久保福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(大久保秀峯君) 福祉バスですが現在試行中で、試行の期間をはっきりせなきゃいかんのでないかとそういう御質問ですが、福祉バスだけの試行期間なら11月から試行しております、再試行しております期間半年間ということで何とかやっていけると思うんですが、ここへコミュニティーバスをどうするかということになりますと時間がいただきたい。相当形態が変わってきます。そういうことで、福祉バスの本格運行ならもう(「いつごろ。」と呼ぶ者あり)当初の昨年11月の予定では6カ月ということでやっておりましたが、若干それより延びると思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 玉川喜一郎君。 ◆(玉川喜一郎君) まず基金ですね、利息ということで予算がことしは大変な状況で予算を組んでますよね。市債が18億1,900万円ですから、そういう意味では、実際ことし公債費を約30億円近くなってますから、それから見ると約12億円は市債が減っていくということですからそういう意味でわかりますけど、やはりことしの補正は後から出ますが、7億7,000万円法人市民税も入ってまいります。そうしますと、今の庁舎建設基金とか財政調整基金について、やはり私今質問最初にしたのは、これから先のトータルの額ですね、最終的な目標額を質問したと思うんですよ。聞いておられたと思うんですけど答弁なかったですよね。だから、やはり例えば庁舎建設に大体どのぐらいの金額をまず設定を考えているのか。今回は予算が大変厳しいので利息しか積んでない。こういうことであればそういう形で答弁をいただきたいと思いますので、そこらあたりまた市長また助役の方から本当にやっぱり庁舎に対しては何億円、何十億円、そのあたりなかなか難しい問題ありますが、めどというものはその予算をこれから立てていくにおいて大事なことだろうと思いますので、ひとつ庁舎建設費についてのめど、金額教えていただきたいと思います。 それと前納報奨金については、やっぱり税金を滞納、国民健康保険と市税合わせまして約10億円近くあります。この前私も質問しましたが、これなかなか、私いつも思うんです、やはり国の税金はその年に全部取られるというたらおかしい、払います、その年。しかし、市県民税は次年度なんです。だから、昨年は所得があったけどことしはない。だけど払わなければいけない。こんなシステムになってますから、私はシステム上に大きな問題があると思います。これは国の方についてもかなり問題提起をしてますけど、やっぱりこういう事態は、やはり滞納する原因というのはそこに税のあり方、所得税と市県民税の徴収のあり方に大きな問題があると私は思ってます。それは仕方ないことだろうと思いますけど、しかし実際としてそ制度が変わればいいなというふうに思っています。そこで、全納されて今のとこ2,000万円持っておられると。これがそういう意味で市民税の起爆税になっているんであれば大いに結構だろうと思いますので、その制度について残していただきたいというふうに思いますので、そういう形の中で要望をしておきます。 それで、男女共同参画センターですが、館長さんの報酬120万円ですが、後についてはちょっと資料がないということでわからない。実際にかなりの金額約400万円を超えるんではないかなと思うんです。そうしますと、やはりそこらあたりやっぱり週に何回来られているんかという問題が出てくるんです。そういう意味で、人件費として考えるんであれば少しもうちょっと仕事をしていただきたいという声があちこちで聞きます。だから、月に何回来られて月の報酬がどのぐらい払われているのか。やっぱりここらあたり本当にすばらしい方かもしれませんが、やはり武生の方でないという問題があります。これに対して、今後の男女共同参画センターのあり方、館長だけでなくて、まず今館長の問題提起しますけど、館長どうするのかという問題、それと合わせましてやはり男女共同参画センターが、センチュリープラザまたはそこに平和堂の4階ですね、そういう形になってきたということで、そういう意味で拠点はいいんです。拠点をこれから各地区にどういう形で進めていくか。これが私は大事な問題だろうと思います。例えば各地区に公民館があります。今回後でそれは皆さんが質問される議論いろいろ出てますけど、私は絶対各地区の公民館というのはあるべき姿として残すべきだろうというふうに思いますけど、そういう意味で、そういうことも踏まえた男女共同参画センターの拠点にもなっていくんだろうと思うんです。そこで、その地域の男女共同参画センターをどういう形で進めていくのか、これをお伺いをします。 そして最後になりますが、コミュニティーバスは若干6カ月を超えるということです。私は、コミュニティーバスがそういう意味で、今までの福祉バスというのはお年寄り、60歳から65歳、ちょっとあれです、お年寄りを中心にした方を対象にした福祉バス、または障害者を対象にした福祉バス、こういうことでありましたから、これがだれでも乗れるバスということであればこれはもっともっと市民の皆さんが利用する形がふえていくんだろうと思います。そういう意味で、コミュニティーバスということは大いに賛成でありますから、それについて本当にすばらしい案を出されて、また議会に提案をしていただきたい。これについて要望をしておきます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 特に男女共同参画関連についてお答えを申し上げます。 ちょうどきのう日曜日に男女共同参画にかかわる催しが2つありまして、朝と午後三井館長は両方に参加して、活躍しておられました。そしてもう一つ、男女共同参画社会の実現には地域での活発な行動家が必要であろうとおっしゃっておられました。ちょうどそれにふさわしい行動がきのうありましたのをここで御報告申し上げたいと思います。きのうは南地区の公民館で公民館宣言、男女共同参画について公民館宣言というのをやりまして、たくさんの地区の人々特に男性がたくさん集まって、この講演を聞いてその後実際にトークアンドトークという形で議論しておられましたけども、そのときに講師の先生がおっしゃるんでは、公民館地区宣言というは全国で最初であろうっておっしゃってました。そのようにして現在地域で実際に動きが生じておりますので、私はこれは我が武生の男女共同参画社会実現に向けて非常にいいモデルとして今後展開していくのを期待しているところであります。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 福塚助役。 ◎助役(福塚昭雄君) 庁舎問題について私の方からお答えしますけれども、今のこの庁舎早くやり直さなだめだというふうに思っております。しかし、それが大体通常一般的には市民1人当たり1億円というあれがございます。そうなりますとうちの庁大体70億円ぐらいかかるかなと。しかし、今の段階でそのような庁舎でいいか悪いかということになりますと、100億円になるかもしれませんけども、やはり私は財源的には半分くらいは基金でもっておきたいなというような願望はございます。しかし、今の市町村合併といろんな問題がございますので、果たして今どこまでそれが対応できるかという問題もございますので、ひとつ考慮させていただきたい。 それから今の福祉バスの問題ございました。これ今の福鉄さんの方で路線バスの変更、休止とかそういう変更ということを今お考えのようでございます。ですから、今しばらく福祉バスを試行しておきながら、コミュニティーバスを利用して、市民の足を確保しなければならんのじゃないかという方向性をひとつ考えさせていただきたいという中で試行のバスというふうに思っておりますので、よろしく御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) 名誉館長の三井館長でございますけども、今市長申しましたように、地域でそういった広がりを見せるために、各公民館13地区ですか、それとあと学校とかそれからそういった夜の集会とか、もう月に6回来ていただきますけども、昼夜問わずそういった活動をしていただいたということで、ようやくきのうこういった芽が出てきたということで御理解いただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 玉川喜一郎君。 ◆(玉川喜一郎君) 先ほど臨時職員の質問ちょっと忘れましたが、さきの規定で6カ月というのはわかりました。嘱託職員がもし、多分おられるんだろうと思いますけど、それとやはり臨時とはちょっとかけ離れた形もありますので、そういう形の中でやはりそういうことであれば正式な形を、正職員をということを考えた体制の中でしていかないと、やっぱりどうしても臨時と嘱託というような形では若干違うんでないかと思いますから、本当に必要であれば正式な職員を採用する。そういう形を考えていただくようこれは要望しておきます。 もう時間も過ぎましたので順に参りますが、もう簡単に終わりますが、男女共同参画センターについては市長の方からもう今やっと軌道に乗ってきた、また山岸部長が非常に乗ってまいりましたということですから、市民の皆さんがそこまで思ってるかまだ若干疑問でありますが、これからだろうと思いますので、私も今武生の場合に芽が出てきた、この芽を大きく育てていただいて、本当に男性も女性も総括する中で、本当に働いてる女性の皆さんが利用できる、そしてその人たちの問題を考えられる、そういうセンターとして、そして各地区にそういう形で芽生える機能として頑張っていただくことを要望しておきます。 そして、コミュニティーバスについても助役の方から御答弁賜りました。本当にそういう形の中ですばらしい形になればいいと思いますので、十分検討していただいて、市民のためにそういう大きな期待を持ってお願いをしたいなと思います。 最後に庁舎建設については、市町村合併ということもこれから平成17年に向けて同じ私たち武生市また相手の方もありますから、それについてはこれからそういう形が出てくれば、そのことを踏まえた中での庁舎ということになりますので、そういうことを踏まえた中での議論になってまいります。今70億円という話が出ましたが、それについてもその場所の問題、大きさの問題また変わりますので、そういう中で基金については約半分ということでございますから、今の段階では70億円に対して35億円、このぐらいをめどに積み立てていきたい、こんなことを確信しながら質問を終わります。 ありがとうございました。 ○議長(山本清内君) 暫時休憩いたします。 再開は1時といたします。        休憩 午後0時03分        再開 午後1時03分 ○議長(山本清内君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第2号に対する質疑を継続いたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 1点だけ質問いたします。 76ページの健康たけふ21推進費でございますが、この710万円これは国庫補助で推進するということで計画も出されているわけですけれども、この国庫補助が2年で切れると聞いておりますけれども、来年からどういうふうな取り組みをされるのかお尋ねをします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 林厚生審議監。 ◎厚生審議監(林克之君) お答え申し上げます。 今回計上させていただました事業費等につきましては、今御質問のとおりでございまして、昨年と今年度の2カ年で計画づくりということで国の補助を受けようとするものでございます。あとの事業等につきましては、私どもとしては計画の中に、行動計画となるわけですが、それぞれ各課の方で取り組んでいただく事業等が網羅してくることになろうかと思いますので、それぞれの各課におきます事業等で国の補助事業取れるもの、県の補助事業取れるものについては積極的にそちらの方で取ってこうという考え方で今おります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。
    ◆(芦田盛治君) 今恐らく来年度からは市の単独予算でもられるんじゃないとこのように思いますが、実施の段階で市がこれどれくらいの規模でどう展開していくか。特に今高齢化社会を迎えるに当たって、私はこの高齢者の生きがい対策、あるいは健康対策ちゅうのは重要なかぎになってくんじゃないかとこのように思います。市長の政策展開の中での一つの大きな目玉事業でありますので、市長の方からこれからきちっとした形で取り組みをしていただきたいと、このように継続してこの事業を進めていくに当たっての市長のお考えをお聞きしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) おっしゃるとおり、高齢者の健康、高齢者と限りませんけども市民の健康、また生きがいというのはこれからの時代最も重要な問題だと思っております。そしてまた、これは2年や3年、5年継続して進むものではなくて、恐らく10年20年と継続していってこそ成果が上がるものだと思ってます。そういう意味では、環境問題への対応それからまた男女共同参画社会の実現も同じことでありますけれども、どれも息の長い、そして粘り強くやっていかなきゃならん事業だと思っております。ただし、その成果に比べて予算は大変少なくて済むちゅうか、その意味でコストパフォーマンスは大変巨大な事業だというふうに考えています。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 先ほど審議監の話で、これは県の補助だか何だか、そういうようなことも模索しながらというようなくだりがありましたが、そういうようなことも取り入れながら、この事業は確かに私はこの単独予算でやると大変だなというような思いもします。継続的にこれをやるからには、そういった思いで、審議監の方でこういうような今そういうような方向性もお話がありましたけれども、そういうなお考えがあるのかどうかもう一度お聞きします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 林厚生審議監。 ◎厚生審議監(林克之君) 健康たけふ21推進室におきましては、これまでも御答弁の中で申し上げてるかと思いますが、市民一人一人が取り組んでいただく行動でございます。したがいまして、私どもといたしましては当面市民の皆さん方に取り組めるようないわゆる啓発啓蒙というのを今重点的に私どもとしては考えております。 今具体的な行動計画の中で、例えば教育委員会の方でお取り組みいただくあるいは健康増進課、福祉の方で取り組んでいただく。そういった事業がこれは入ってくるわけですが、今現在でもそれぞれ取り組んできてやっておりますが、それらの連携とあわせまして内容の充実と先ほど御指摘がありました高齢者対策につきましても、この中で網羅しながら事業費等々についてあわせて検討させていただきたい。精いっぱい頑張っていきたいというふうに思っております。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 光川利右衛門君。 ◆(光川利右衛門君) 1点だけ質問させていただきます。 ケーブルテレビのおかげで各議員が大変活発な質問をされまして、質問をしなければ議員活動をしていないように錯覚される面もございますので、私も一言だけ質問させていただきたいと思います。 94ページの越前の里管理費に関連いたしまして、15番に工事請負費1,700万円が計上されております。このことに対しまして、国、県支出金では1,133万3,000円計上されているわけでありますが、実は昨年度の予算で、越前の里の道路が新設されました。これに関連いたしまして、国または県の補助金が2,000万円ほど、何の手違いかしれませんけれども、返還を命じられたというふうなことがちらりと聞こえてまいりました。なぜそうなったのか私は知りませんので、その辺につきましてまずお答えいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 服部産業経済部長。 ◎産業経済部長(服部秀一君) 越前の里の整備工事費についてのお尋ねでございますが、本事業は観光振興策の一つとして、県の観光開発事業補助金補助率3分の2でございますが、この事業を活用いたしまして味真野の園内の舗装等の整備を行う事業でございます。13年度につきましても舗装等行っておりますが、そういったような先ほど御指摘をいただいたような内容はないというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) 前年度の県の補助金の収入ぐあいでございますけども、決算では703万2,000円でございました。予算は3,600万円でございました。(「引いた値がないぞ。返還命令はあったかなかったか、質問に答えなあかん。」「返還命令はどうなったんやということを聞いてるんや。」と呼ぶ者や、「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 服部産業経済部長。 ◎産業経済部長(服部秀一君) 大変失礼しました。私13年度のことかと思いまして、先ほどの答弁申し上げたわけでございますが、12年度におきましてはただいまの企画財政部長の方からお答えをいたしましたように、予算化はしてあったわけでございますが、最終的に国の補助金は受けられなかったということで、返還ではございませんが歳入の方でマイナスになったということでございます。(「質問のとおり答えなあかん。」と呼ぶ者あり)金額は今ちょっと12年度でございますので、3分の2でございますので、先ほど議員がおっしゃられたような金額だというふうに思っております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 光川利右衛門君。 ◆(光川利右衛門君) 手元に数字が、多少食い違いがあるかもしれませんけれども、当初の見込みが2,267万3,000円の見込み、それに対しまして入ってきたお金は133万2,000円、入らなかったお金が2,134万1,000円ですね。これだけのお金が入ってない。私が今質問していますのは、なぜ2,000万円からのお金が入らなかったんか。その理由をお尋ねしてるわけです。それで、ことしの予算で補助金カットもたくさんございます。たまたま味真野で味真野種苗組合というのがございまして、過去は20万円補助金がありましたのが、今度は昨年までは13万円、ことしはそれがゼロになったそうです。私はまだ委員会で細かくは聞いてませんけれども、種苗組合の役員の人がそう言うてました。13万円の予算でもカットするわけやね。この13年の13万円ですね、2,134万円で割りますと164年分の補助金に相当する。今植えた木が164年もたつと6尺も7尺もの立派な木になるよね。そういう木を育てる自然だ、環境だ、水、資源のことも踏まえまして大事にせなあかん。杉苗も調子いいときは年間600万円売れました。今は100万円弱、二、三年前は売れなくて火をつけて燃やしました。そういう中でわずか13万円の補助金をゼロにし、片一方では2,134万円の収入を見込めたんやね、見込めてたのが入らない。これやっぱり言うてもらわな市民は納得しませんね。答弁お願いします。で質問に答えてください。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 服部産業経済部長。 ◎産業経済部長(服部秀一君) 補助金関係の御質問でございますが、これにつきましてはいわゆる県の補助金でございますが、国の予算も入っておりますので、完了検査までに、これ手続以上の問題もあるんだろうと思いますが、工事が3月31日で終わっておりませんというと繰り越しなりの手続をとらなければならないわけでございますが、そういったような地元との交渉等の遅延によりまして、遅れたというようなことで補助金交付の申請を見送ったというふうにお聞きをいたしております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 光川利右衛門君。 ◆(光川利右衛門君) この件に関しましては、昨年私がいろいろと質問をいたしました。当初はする予定がなかったですね。なかったって担当部の事情は私知りません。裏の事情は知ってますけど表の事情は少なくとも知りません。用地買収というのは3,000万円からの工事に対しては予算がついたらすぐ初年度、4月、5月遅くとも盆までにめどをつける。そして入札を出す。用地買収にかかったのは恐らく盆過ぎです。でだめやっていうて結論を投げたのは年末。年明けたら私らのところにあれは実はできませんのやと。年明けてから私ら地元議員の一員として聞きましたね。ほして、繰越明許とか私ら聞いたことあるんですけど、何かの事由で送ればそういうふうにすると国の方から、これは県ですか、県からああそれはそういうことならちゅうてまた認められるんかもしれん。それもほうっといたんでないかと。でお金が2,000万円から入らなんかったんやね。そして、今のちょうど部長は当時おられなかったので大変答弁もお気の毒だとは思うんですけれども(「わかる人にかわりにやってもりゃいい。前の部長に立たせや。」と呼ぶ者あり)ここで私が言いたいのは、当時の関係者が、この間の質疑でもございました。審議監というのはどの位置に、部長クラスか何か一番前列に座っておられますで、順番はどうなるんか職責表私ら余りわかりません。当時の関係の責任者が、それぞれ側からは昇格されたように見えてます。ないかもしれませんよ。一般の人はちょっと民間と違うんじゃないかと。民間はこんな大きいし損ないがあると、言葉は悪いですけどまあ左遷とか何とかってね、ここでは適当かどうか知りませんよ。役所ではそういうことをお構いなしに責任もうやうやにして、ほいで一番前の列に座っておると。やっぱお役所天国ですね。ここだけで結論出ないんかもしれませんけれども、そういうことであったので、もう最後に職責それから論功行賞、信賞必罰、その辺につきまして関係部長かどなたかお答えください。 以上で終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 福塚助役。 ◎助役(福塚昭雄君) 私の方からお答えしますけども、今の私どもは人事につきましては職員を得点主義という方法で考えています。減点主義でやりますと、皆さんなかなかチャレンジをしてくれませんので、チャレンジ精神をとるためには得点主義がいいだろうというような方向で今やってますので、一度や二度の失敗でめげることのないような職員に仕立てていきたいというふうなことに考えているところです。 ○議長(山本清内君) 質疑を終結いたします。 本案につきましては、各委員会に付託をいたします。 なお、付託する区分につきましては、さきに配付いたしてありました予算付託表のとおりであります。  ================ △日程第2 議案第3号~日程第15 議案第16号 ○議長(山本清内君) 日程第2議案第3号平成14年度武生市菊人形特別会計予算から、日程第15議案第16号平成14年度武生市工業用水道事業会計予算までの14案を一括して議題といたします。 14案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 玉村正夫君。 ◆(玉村正夫君) 私は、まず議案第7号平成14年度武生市国民健康保険特別会計予算について質問をいたします。 予算書199ページには、国民健康保険税の滞納繰越分として予算化されておりますが、私はこの国民健康保険税の滞納問題について質問しますが、一向に滞納額は減らず、年々ふえております。私は機会あるごとにこの国民健康保険税の問題を取り上げておりますが、私一番今この滞納対策では大事なことは、結局滞納してる人の大方は自分とこのうちの家計の経済状況が、国民健康保険税を払うに払えないこういう状況があるのであります。その原因として、本当に払いたくても払えない、こういう国民健康保険税の額でありますから、私は最も有効な滞納対策は国民健康保険税を払えるようにする。それは保険税の引き下げ以外ない、こういうふうに思っておりますが、私はその点でこれもいろんな機会で言いましたが、全国各地にはそういう今の景気の状況、深刻な不況の状況、会社のリストラ、賃下げ等の影響を考えて、私どもが先進地視察した京都の綾部市などでは、議会のそういう大きな声を取り上げて、武生市とほぼ同額な基金、綾部市では8億円だそうであります、武生は7億9,000万円ほぼ同様な基金の状況でありますが、これを取り崩して保険税の切り下げをやりました。それで私は、この武生市におきましても特に国民健康保険税を支払っている人たちの状況、個人商店主とか農業者それから会社を退職した人たち、いずれも大変な状況であります。私は払える国民健康保険税というならば、何度も申しますが国民健康保険税をこの7億9,000万円以上にある基金を取り崩して引き下げるべきだと思いますが、お聞きをいたしたいと思います。 同時に私は、予算書の208から209ページにかけて記載されております出産育児一時金3,600万円、それから葬祭費負担金1,230万円、これは出産育児一時金は30万円、それから葬祭費は3万円の支給がされるわけでありますが、この額が出産育児一時金は平成6年10月1日以降30万円のまま据え置かれております。さらに葬祭費に至っては、昭和59年4月1日から3万円のまま据え置かれておるわけであります。私は、この給付の改善というのも今の状況、やはり少しでも家計の助けになるという点では、この葬祭費、出産育児一時金の引き上げ等も考えることが今必要でないかと思いますが、その点の考え方をお聞きしたいと思います。 続きまして、議案第14号平成14年度武生市水道事業会計予算でありますが、予算書の285ページには、給水収益9億円余の予算化がされております。私は、この点では企業で頑張っておられる職員の頑張りには大変評価をしたいと思いますのは、水道料金も20年以上も値上げをせずに頑張ってこられた。これは大変僕は立派な職責だと思います。そういう点で、私はこういう努力を今後とも続けてほしいと思いますが、今当面している問題は、この水道料金が値上げしなればならないような状況が当面している問題だと思います。といいますのは、桝谷ダム例の今庄の奧に今完成間際で、もう供用開始が近くあるということで、それによっての市の水道料金が一時は現在の水道料金の3倍にはね上がると言われていましたが、先般8日に行われた県議会の特別委員会で、県企業庁の理事者から、水価のアップは事業費が212億円から680億円になったことによると、しかし2市4町の議会でトン当たり137円という議決があり、このガイドラインに沿った対応を考えていきたいと、初めて水価額の大幅引き上げは行わないという考えを示しました。それで、それにもう一つ加えてどうするんかと議員が聞きましたら、水価を押さえる上での浄水場施設のコンサルタントへの発注の内容と計画の変更点について議員が尋ねたわけですね。そしたら理事者は、浄水場についてコンパクトで経費のかからない設計を依頼したと、また事業認可は8年間で5万1,900トンだが、この期間をさらに伸ばして、2段階で考えることによって設備投資を半分程度に抑えていきたいと答弁があったわけであります。そういう点で、137円の大体水価になるんではないかと私予測しているのが、それでも今の武生の市の水道料金90円近くでありますね。6割以上の値上げとなるわけであります。それで私は、そういう点で一般会計からの繰り入れによってのさらに、県は努力しているんですから、市の努力が大事だと思うんですが、その点の考え方をお聞きをいたしたいと思います。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 大久保福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(大久保秀峯君) 国保税を基金取り崩しによって下げたらどうかという御質問でございますが、確かに平成12年度の決算を見ますと、歳入歳出予算額は1億9,100万円の黒字でございまして、前年度よりの繰越金は1億4,500万円で、実際は単年度収支は4,600万円の黒字ということでございます。基金保有高は7億8,800万円とこの数字本当に豊かに見えるかもしれませんが、経済情勢の低迷によります収納率の低下、高齢化社会に伴う老人医療費の増加、雇用悪化による国保被保険者の増加など、国保財政を取り巻く環境は大変厳しい状況にあり、近い将来基金を取り崩し、税率を見直す必要も生じるのではないかというふうに考えております。 それから、出産一時金と葬祭費でございますが、葬祭費を値上げしたらどうかと。確かに議員の御指摘のように、出産一時金は平成6年間から、被保険者が出産したときは30万円と。それから被保険者が死亡なさった場合にはその際3万円と。この現行の金額を支給するようになりましてから、相当期間がたっておりますが、現在県内の出産一時金の状況は大体30万円と。それから葬祭費も3万円が非常に多いということで、今当面そこに引き上げるというような考えはございません。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 吉田公営企業局長。 ◎公営企業局長(吉田武治君) それでは3点目の日野川用水の供給事業の追加の件でございますが、今議員御指摘の137円というガイドラインのお話が出てまいりましたが、これはちょうど昭和57年の南越地域広域水道計画の中にガイドラインというような形の中で137円が出とるというその数字であるというふうに思うわけでございます。平成7年に水道計画がいろいろと説明があった中では、水価141円というような形の中で説明があったわけでございますが、これらにつきましては、受水の2市4町におきまして水道料金に非常に大きく影響があるという形で県費のかさ上げを今日まで要求をしてきたというところでございます。現在浄水場の用地買収は済みましたが、あと設計の段階でございまして、また詳細なことがはっきりわかりませんので、水価の件については流動的というふうになっているわけでございます。今後は機会あるごと県に対しまして県費のかさ上げを強く求めていきたいというふうに思っているところでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 玉村正夫君。 ◆(玉村正夫君) まず国民健康保険税の問題でありますが、従来の答弁の繰り返しをたびたび聞くわけでございますが、市長に答弁を求めますと一緒だから答えないということですか、今度は立ってくださいね。私ね、やっぱり先ほど申しましたように、今部長答弁聞いてみますと、全くその気がないとこういうことですが、やはり今の国民健康保険の税を払っている加入者の方の生活実態はどういうふうに市長は把握しておられるんか、思っておられるんか。その点を私お聞きしたいのと、出産育児一時金、葬祭費も他市も同じだと言うけれども、だったらこの間の議論で幼稚園、保育料、入園料、他市がどうであろうと私はそんなことおかまいないというふうなこと言いましたね。都合のいい答弁だと思いますな。だから、そういう点で私はせめて給付費ぐらいは改善を図るべきじゃないかと思います。そしてまた、あわせていうならば、今国民健康保険法の77条には、特別の理由がある者に対して保険料を減免し、またその徴収を猶予することができると国民健康保険法では述べておりますね。そういう点で、市の条例でも災害、その他特別な事由がある者は国民健康保険税を減免することができると市の条例でもはっきり述べておられるわけでありますが、この辺の周知徹底がなかなか市民には知らしていないのではないかと。こういう減免規定があるということを。私はそういう点で特別な事由というのはやっぱりこの不況の中、大幅に収入が減っている、また会社からのリストラに遭って収入がもう皆無だというところが、そういうところに入ると私は思っております。そういう点で制度の周知徹底については、これは金のかかる問題じゃありません。そういう点で、その点についてどう考えていくんか。 それから、先ほどの水道の問題でありますが、県関係者並びに聞くところによりますと、この出身の県会議員が相当特別委員会でハッスルしたということも聞き及んでおります。それで私は、非常にそういう点では県関係者の人たちは、当局もろともそういう声を取り上げてこういうところへ落ちつこうとしているんですが、やはりまだそういう点では6割以上のアップが予想されると。私がさっき聞いたのは、じゃったら市の方でもそういう水価の抑制策も市独自で対策として考えることが必要ではないんかということを聞いたわけであります。答弁をお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) お答えします。 国保税についていつも同じ答弁を繰り返しているじゃないかとおっしゃいますけども、いつも同じ質問をなさるので我々は一貫した返答をしているわけであります。そしてまたいつも返答している中に、どんな大きな医療事業が生じるかもわからんから、基金はあるように見えても心細い部分もあるんだって答弁してますけども、それに加えてさらに今答弁しましたように、雇用悪化とか国保被保険者がこのために増加するなどで、さらに国保会計は厳しくなることが予想されている。そういうことでなおさら安易な、安易といいませんけど、基金を取り崩さざるを得んような事情も発するかもしれませんけれども、今のところできるだけこれを取り崩さないようにと考えているわけであります。 それから、出産育児の一時金とか葬祭にかかわる一時金でありますけども、他市がどうのこうのということもありますけども、我々これで一応賄えると考えておりまして、たまたま他市も同じなのがあればそれはそれで妥当なんだなと考えるよすがになることでありまして、決して他市のまねをしているわけではありません。我々は他市をまねする場合もあります。これは非常によその市町村が精神的な事業とか政策とっとられる場合はちゅうちょなく、まねちゅうかこれに倣うこともたくさんありますけども、今の件については他市もたまたま同じであるし、我々はこれで十分だと考えてるわけです。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 吉田公営企業局長。 ◎公営企業局長(吉田武治君) 日野川用水の水価の件でございますが、先ほどもお話させていただきましたように、浄水場の費用が出ていないという形の中では水価が出てこないという形になるわけです。水価はどうして決まるんだろうというお話になろうかと思いますが、資本費用と営業費用をそれをその水の量、有取水量で割るというような形の中で水価が出てくるという形になるわけでございまして、今のいう浄水場の費用がまだ出ておりませんので、きちんとした単価が出ないという形でございます。 しかし、18年度に受水というような計画の中で、武生市として当面何をしなけりゃならないかということにつきましては今後検討していかなきゃならないというふうに思っておるところでございます。 なお、浄水場の設定が上がりまして、単価等が示されるのがことしの秋以降、年度内というのを県の方では目安としているというふうにお聞きをいたしているとこでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 大久保福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(大久保秀峯君) 税の減免制度の周知についてという御質問でございますが、現在国保に関するパンフレットをつくっておりまして、この中にいろんな細かい制度とかそういうものを記入いたしまして、それを国保の被保険者に、世帯に全戸配布する予定をいたしております。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 玉村正夫君。 ◆(玉村正夫君) まず水道料金の問題でありますが、私は市長にこれも答弁してほしいんですが、今企業局のサイドの答弁はそれはもうそれで企業局の責任者としてはそういう答弁しかできないと思います。その点で私は市長に答弁を願いたいんですが、そういう県も努力してやっと137円まで水価を努力でそこまで下げたと、非常に県民、市民の住民の声にこたえてですね。またさらにそれは下がると。だったらそれを最小限今度は市の努力がこれからは必要だと。県もさらに努力するかもわからんですよ、しかし市独自での水道料金の、今私思うには6割以上のそれでも水道料金の値上げになるんですから、それを現行の水道料金にまで引き下げる努力も必要だと、これは市独自の。そういう点で市長の考え方をお聞きしたいと。 それから、今部長から特に国民健康保険税の減免についての周知徹底ですが、そのとおりやっていただきたいんですが、周知する場合、なかなか国民健康保険税というのわかりにくいので、わかりやすい周知の仕方をしていただきたい、これ要望いたしておきます。 それから、国民健康保険税問題で市長もう一遍答弁してもらいたいんですが、やはり何遍も言いますが、同じ基金を持ってる程度のところが引き下げた自治体があるんですね。やっぱり今の非常に払いたくても払えないそういう国保加入者の生活実態等ももう一度よく考えていただいて、私は答弁を求めないですけど、その点については、頑張っていただきたいと、引き下げの努力を。 そしてこれは答弁してほしいんですが、1年以上の滞納者に、これも何回も取り上げとるんですが、資格証明書を発行して保険証を取り上げてる実態ですね、これはこの間も言いましたが、近くの金沢市なんかでは資格証明書発行ゼロです。といいますのは、保険証を取り上げられますと、一たん窓口で医療費全額払わなければならないんですよ。そのお金がないために、医療機関へかかるのを控えると、お金がないので。そして重い病気になって亡くなった例が少なからず全国で発生しとんです。この辺は私はやればできることです。資格証明書の発行は今後は行わない、こういう言明をしていただきたい。市長の答弁を求めます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) お答えします。 一つは水道料金について県が努力しているのだから市も努力を。この県が努力しておられます。それはまた私どもが県に対して強く要望しとるという努力の結果でもありますし、当然のことながらこれから市ができることがあるならば我々としてできるだけ安くする道を探るのが当然だと思います。 それから、国保税滞納者に対して資格証明書を出していないところもある、例えば金沢市がそうだということ。これも以前から何遍もレクチャーしていただきました。これらについてもまた同じような答弁になるかと思いますけども、よそ様にはよそ様で出さないという別な事情、出さなくて済む事情とか出さない方がいい事情もあるんだと思いますけども、私どもはやはり今の形で十分に本人の困っている事情については面談していろいろ相談申し上げて、それにも応じないというような場合にしか出していないと思ってますので、今決して我々として不親切なことをしているわけではないということであります。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 片粕正二郎君。 ◆(片粕正二郎君) 議案第3号についてお尋ねをいたします。 まず、武生の菊人形特別会計についてお尋ねいたしますが、本年度9,570万円、前年度1億4,200万円、その差額が4,630万円。どうしてこのような形で入場料そのものが4,600万円から減額になるんかということについては非常に疑問に思いますね。これをどういうわけで前売り券が少なくなるんかわかりませんが、非常にこれ私も見してもらってびっくりしたような次第ですが、この件についてお尋ねいたしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 服部産業経済部長。 ◎産業経済部長(服部秀一君) 事業収入、特に入場料についての御質問かと思いますが、お答えをさせていただきます。 13年度の予算額と14年度の予算額の差についての御質問かと思いますが、今回菊人形等につきましては見直しをしていきたいというようなことで、今回の特別会計では入場料につきましては昨年の実績をもとにして計上をさせていただいておりますので、現実的な数字に近い予算額を計上させていただきましたので、御理解を賜りたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 片粕正二郎君。 ◆(片粕正二郎君) 立派な部長、理事そして課長、補佐たくさんおるわけですが、前年度と同じ枠を計上したというのは、これは部長も課長も要らんのじゃないかなというふうに思うんですね。これは市民が聞いていてもああなるほどというような理解を示すんじゃないかと。立派な部長は服部部長ですか、これがはったり部長になってしまうと大変なことになるんじゃないかなというふうに思うんですが、それが正しい言葉でなければ訂正させていただきますが、私はどこから見てもこの4,630万円の減額についてはいろいろ理由はあろうと思いますが、やはり努力の一端が見えないんじゃないかというふうに思うんですね。前年度と横滑りできたんだという答弁というのは、楽に答弁できたんですか、ほれ。ちょっとおかしいんじゃないんですか。もう一度どうぞ。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 服部産業経済部長。 ◎産業経済部長(服部秀一君) 昨年は目標的な数字が若干入っておりました。それで私どもは、今回の菊人形を見直しするに際しまして、検討委員会でいろいろ御指摘をいただいております。したがいまして、歳出面等におきましては民間活力の導入とか、民間の方の知恵というようなことを今回の特別会計に取り入れまして、歳出の方でコスト削減を図りまして、何とかことしの菊人形会計が採算取れるようにと。繰越金の方をごらんになっていただきますと、ことしの決算見込みと比べますと半分近くになっていると思いますので、そういったことを御理解の上でひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 片粕正二郎君。 ◆(片粕正二郎君) 理解ができないから質問してるんであって、要するにこの部長以下何名かのスタッフがいて、市長が提案された15年ですね、これ検討委員会を立ち上げてやっていくんだということ、その姿勢は非常にいいと。市長の言われる姿勢は本当に立派だなと。普通だったらこんな言葉は出てこないですよ。だけど、それを部長がどうして右倣えで15年度の問題を14年度の予算に、もう少し努力の跡が見えてもいいんじゃないかとこういうことを言うてるんですよ、私は。15年度の見直しまでの状況を今聞いてるんじゃないんですよ。前年度実績に応じていったということは、全然やる気がなかったというふうにもとられるということです。最後に答えて、私の質問を終わります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 服部産業経済部長。 ◎産業経済部長(服部秀一君) 菊人形等につきましては、もうこれまでも何遍も御質問の中でお答えもさせていただいておりますが、入場者数等については最高のときで過去15万近くおったわけでございますが、最近は10万人を割るような状況になってきております。そういう状況の中で、できるだけ現実的な目標を立てて、それに応じた予算を計上させていただいたと。(「努力してるんかちゅうこと聞いてるんや。」と呼ぶ者あり)当然先ほど申し上げましたように、歳出面ごらんになっていただくとおわかりになるかと思いますが、何とかしてこの菊人形を守っていきたいというふうな考え方で取り組んでおりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山本清内君) 質疑を終結いたします。 本14案につきましては各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分については予算付託表のとおりであります。  ================ △日程第16 議案第17号 ○議長(山本清内君) 日程第16議案第17号平成13年度武生市一般会計補正予算第4号を議題といたします。 本案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 金子芳巧君。 ◆(金子芳巧君) ページ数、77ページの営業外費用、(「一般会計やぞ。」と呼ぶ者あり)ああ一般会計、済いません。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 嵐等君。 ◆(嵐等君) 12ページの総務費の中の18番備品購入費でございます。備品購入費の中で自動車購入費、この新聞をちょっと見ましたら、環境対策のモデル事業として市長車にハイブリッド車を760万円で導入するというようなことでございます。まあハイブリッドといえばエンジンと電気モーターを組み合わせた低公害車の自動車だと思っております。これは市長の環境に優しい、また環境を守らなければならないということの私は認識をしています。この自動車が武生市にまた何台あるのか、また県下にも何台ぐらい走っとるのかお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 田中総務部長。 ◎総務部長(田中育夫君) 今御指摘のように、環境に配慮した今回ハイブリッドカーの購入をいたしたいというふうに思っておるところでございますが、御質問の私ども今購入を予定しております同じものが県内、市内にどんだけというようなことについてはちょっと承知しておりません、把握しておりません。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 嵐等君。 ◆(嵐等君) 今県やとか市には車がないちゅうの周知してませんちゅうことは、こういう立派な、立派なちゅうとおかしいけれども、車がないちゅうことは武生市初めてでないかなというふうな感じがいたします。(「市長車では初めて。」と呼ぶ者あり) 市長車ではね。改造もされているというようなことをお聞きしてますけれども、前からも市長も武生市は電子市役所にしたいというようなこともお聞きしているわけでございますけども、中がどのようになっているのか。悪く言うちゅうとおかしいですけども、動く市庁舎になるんでないかなというような感じもするわけでございますけども、その辺について1点お聞きしたいのと、これは市長、私本当にこれまたそんにない車をお乗りになるちゅうことは、市長の見識を保つために乗るのではないかなちゅうのも感じもするんですけども、その辺についてお聞きをしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 田中総務部長。 ◎総務部長(田中育夫君) 今回購入する前、今現在の車でございますが、実はもう7年を経過しておりまして、非常に傷みが激しくまた修繕等もかかっているわけでございます。従来の市長車、乗用を主たる目的と申しましょうか、機能としてはそういうことのみでございますけれども、今回購入いたしますのは乗用はもちろんでございますけれども、機能的には中で事務的な判断とか協議とかそういうふうなスペースも設けながら、事務的なことも市長の場合は移動の最中あるいは出張先で判断を求めたりあるいは協議をする、あるいはいろんなやりとりを本庁とする場合もございますので、その辺の機能をぜひとも加える中で購入いたしたいということで、御提案を申し上げているところでございます。(「見識を保つための車かと聞いている。」と呼ぶ者や、「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) お答えいたします。 既に国、県も同様のことを言っておりますけども、できるだけ公用車から模範を示すべきである。この低公害車であるとか低燃費車ちゅうか、そういう車を導入すべきだ。その一つとしてちょうど買いかえ時期が来ている市長車をハイブリッド車にするだけであります。そして、幸いなことにほとんど改造、改装というのはなくて、売っているまま、売っているままちゅうと、カタログにあるそのままで済む車でありますので、その辺でも非常に経費節減にもなると思っております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 嵐等君。 ◆(嵐等君) 市長の言っている言葉もよくわかりますけども、私もこの間の廃品回収の件につきましても、また今は光川議員もおっしゃってましたけれども、そういうことをカットしながら、私は市長はやはりろうそくで例えますと、ろうそくちゅうのは暗いとこで明かりをともして、皆さん方自分の身を削って人を照らすんですね。(「上手に言うなあ。」と呼ぶ者あり) またおつゆの中に熱いおたまさん、あれもおたまさんもやはり自分の身を削って人を助けるんですね。やはり市長も少しは節約するお気持ちもなっていただきたいなちゅうなことで私はこの件について質問をさせてもろたんです。そういうことも、車についても今までどうでも市長の車が前の車が傷んだで、ならもう少し四百何十万円でもあるんではないんかなというふうに思うんですね、これ。(「軽トラ乗りゃええ。」と呼ぶ者あり)やはり先ほども私言うたのも、見識を保つために乗るんですかとお聞きしたのに全然聞いていませんし、そういうことも市民の皆さん方は今大変厳しいんです。大変市長もきょうまで真面目におやりになっていて、やはり市民の皆さん方にもそういうことも見せるのは市長の姿ではなかろうかなと私思うんですね。そういうことを申してもう再度質問します。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 見識を保つというものはどういう意味か私先ほどから聞いててよくわかりませんけども、私はこの環境問題の対応を最も大切にし、また市民の務めであると言っておりまして、それについてはその見識を実行に移す。当然のことだと思っておりますので、それが見識を保つ、(「身分です。」と呼ぶ者あり)身分、多分見ていただければわかりますけども、我々考えてるのは普通の市長さんが乗られるものよりはうんと庶民的なものであります。その点は決して市長だからというんで大きな顔して乗るようなそういう車ではありませんので、一般の市販車をほとんど改装なく使う。そして、今後のモバイルオフィスといいますか、電子市役所への対応もしながらということであります。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 増田太左衛門君。 ◆(増田太左衛門君) 私、市長に1点だけお答えいただきたいので質問します。 きのうも2カ所で会合がありまして、100人ぐらいの会合です。この特例一時金のことについて物すごい市民各位の意見がございましたので、この場所で的確かどうかわかりませんが、どうしても御答弁いただきたいと。今ごろおかしいのではないかとこういう意見がほとんどです。もちろん福井県職員の給与改定に準じて181万円ほどを職員さん皆さんにお配りするんだというお金のことは聞いております。市民生活の実情を知らなさ過ぎるんではないかってこういう意見もすごいです。きょうも世の中の不景気を反映して、42歳の若者が命を絶ち、葬儀に出てまいりました。市民からお聞きしますと、何を考えているのか、寝言言ってるのでないかってしかられますね。職員の方々お一人お一人に聞いても構わないんですが、このわずかなお金を今の時代にいただいていて恥ずかしいのではないかって言われる方もおいでです。額が181万円ぐらいならば市長の給料カットで何とかなるもんではないかって、こんなことまでもきのう言われました。給食費や授業料を払うこともできないで困っている人もいるのに、もっと生きたお金の使い場所があるのではないかって。こんなふうに同僚議員もおりましたが、随分言われっ放しでございますので、ここは市長、総務部長の回答は要りません。どうぞ市民に向けてメッセージをひとつお気持ちを聞かせていただければと思います。(「総務部長に聞いてないよ。市長の一言でいいんですよ。」と呼ぶ者や、「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 田中総務部長。 ◎総務部長(田中育夫君) 今回の特例一時金につきましては、先般の議会でも御答弁申し上げましたように、公務員というのが労働基本権の制約を受ける中で人事院という制度がございまして、民間との比較の中で勧告を受け、そしてまたそれを実施していくとそういうことで、今回の場合に今回御提案をさせていただきましたけれども、県内の自治体の状況を見ますと、12月議会で提案されているところが多うございました。しかし私どもは国なり県なりの状況を見ながら、まさにその御指摘のように経済状況厳しい中での判断をする中で、今回御提案をさせていただいたわけでございますが、やはりその制度いわゆる申し上げましたように、労働基本権を制約してる中での人事院勧告という制度、あるいは県の人事委員会の制度の中で今回、先般の御答弁申し上げましたように、2年連続基本給の改定については見送られているわけでございます。あるいはまた期末手当につきましては0.05これは3年連続になりますが引き下げられている中で、月例給と申しまして、月々の給料につきまして官民の格差がこの給料票の改定までは至らないけれども、この額だけの格差があるという勧告の中で、今回まあ実施をさせていただいたわけでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 増田太左衛門君。 ◆(増田太左衛門君) 議会の名誉のために一言だけ申し上げておきますが、昨年の9月か10月ですか、議員の報酬も含めて特別報酬の値上げの審議会が開かれました。私議長に確かめましたが、審議会でいい審議ができるならば議員の報酬もかけてもらっても構いませんが、時代が時代だけにいい審議ができないんならかけてもらいたくないという議会筋の声があったと思っております。したがいまして、職員だけが今このような形でお金がおりるということについて、市民感情はもう許さないという言葉ばっかりが並び立ててきますので、これ市長どうぞ本心で気持ちを市民にお伝えください。お願いします。(「制度と感情は別や。制度と感情は。制度やろ。もっと勉強せよ。」と呼ぶ者や、「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) お答えいたします。 今ごろこの支給がおかしいのではないか。今ごろおかしいのは、今ごろ補正予算に出たのがおかしい、本当はもっと早く出しておくべきだったものかと思っております。これは先ほど部長も答弁しましたように、労働基本権を制約されている公務員に対して、特別の配慮をやはりしなきゃならないという国、県、これは全国のどの市町村も全部であろうと思いますけれども、全く同じ態度でこれに対応してるんであって、武生が特別なのは今この議会で出しているちゅうことが特別今ごろであるっていう意味であります。したがって、武生市が特別に市職員に対してほかの公務員に比べていい待遇をしているだの、甘い待遇をしているということとは全く異なることであります。御了解いただきたいと思います。1年後の皆さんにもまた機会があったらそのようなことおっしゃる方に説明しておいてほしいと思います。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 増田太左衛門君。 ◆(増田太左衛門君) 市民の声をお伝えする形で要望にしておきますが、労働基本権を守るとか条例の基本精神を理解しないと言ってるわけじゃないんです。この181万2,000円何がしかのお金の財源は市民からのお金なんです。税金なんです。その払う側が、労働基本権以上に苦しんでいる声があるにもかかわらず、実行なさるというお気持ちを伝えておいたんです。これは、私の気持ちというよりも市民皆さんのきのう、一昨日の気持ちをお伝えしたかったんですね。したがいまして、制度どうのこうのということ私は申し上げてるんでありません。どうぞこれからはそういう市民の声もお聞き届けいただいて、立派に仕事をお進めいただきたいと思います。要望しときます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 玉村正夫君。 ◆(玉村正夫君) 私は13ページの企画費について、まずお聞きいたします。 これは、いつも予算化がされております公共交通機関活性化推進補助金、バス路線活性化、鉄道福武線の活性化の予算であります。私は、全公共交通機関というのは特に重視しなければならない、特に重要な時期だと思います。そういう点で、京福線の今廃止問題等が非常に問題化しておりまして、その点で私はまずこの機会にお伺いしたいのは、今の武生市内のバス路線、鉄道福武線ですね、この利用状況について市長自身どのように今対策が求められるのかなと、この点をお聞きをいたしたいと同時に、私はこの鉄道福武線の特に交通弱者と言われている学生たち、お年寄りに対する役割ですね、住民としての役割、足としての役割、大変重要だと思っております。そういう点で、市長のこのバス路線、鉄道福武線の今の現状をどう見ておられるんか、どんな対策が必要なのかをさらにお聞きをいたしたいと思います。 それから、26ページの住宅管理費の問題でありますが、住宅施設改修事業、北日野馬上免住宅の給湯工事、その他浴室の設置工事ということで予算化でありますが、今既存の、もう10年前、20年前から建っている市営住宅の改修対策ですね、今後特に高齢者に向けての既存の住宅の改修対策、その点をどう進めようとしておられるのか、お聞きをいたしたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) 公共交通機関の維持のために毎年補助金を出しているわけであります。今回、特に京福線関係で福武線の問題になっとりますけども、私どもとしましてもそういった福武線の問題、これからの大きな地方公共交通機関の維持のために大事であるということで、昨年もう年末でございましたけども、市長が緊急に県の方に要望して、そういった福武線の県の方の制度もつくるようにというようなことで要望いたしております。 また、今後ともそういった乗るためのそういった運動を起こしていければというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 北岡建設部長。 ◎建設部長(北岡欣一君) この住宅改修の今般の補正でございますが、馬上免等のバス等の整備でございます。今回の、ことしで馬上免等のおふろ等はこれで完了いたします。 それから、北日野住宅なんかは3カ所の給湯設備の整備でございます。こういった設備につきましては、当然新設されてからの経過年数等々の制約があって改修に対する補助金っていうのは一定年月の後というようなことで制約がありますが、そういったことを活用しながら今後とも計画的に進めてまいりたいというふうに考えております。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 玉村正夫君。 ◆(玉村正夫君) 今、バス路線、鉄道福武線の問題については、今ちょっと私本当に感心したんですが、京福線廃止問題等、そのすぐ後、市長が県へ出かけて福武線の問題で要請したと、存続を求める要請だと思いますが、そういう点ではないんですか。私は今、ごめんなさい、言い間違いました。今後とも重要な住民の足として福武線も非常に重要視してほしいという要請をしたと思うんですが、私はそういう点で今後とも今非常に私鉄の経営というのが苦しくなってる現状を私十分わかりますので、さらなる努力を市長自身も素早い対応も含めて、今後とも努力していただきたい、こう思います。 それから、一つですね、この3月議会で一部バス路線の廃止というような言動が市長からあったんですが、この一部バス路線の廃止というのは具体的にどのようなところがどのようになろうとしているんか、この辺も議会での答弁ですから、住民の方々も非常に心配してると思います。そういう点をちょっとお聞きしたいなと。 それから、住宅管理費の問題ですが、市長、特に既存住宅の年のいったお年寄りの方が入居されてる、この方々が住みやすい市営住宅となるよう望んでるわけです。その点での予算化ですね、改修のための、これは十分今後とも特段の配慮をしていかなあかんと私思っておりますが、その点の市長の考え方、お聞きしたいと思います。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) バス路線につきましては、会社側、事業所の方から2路線の要請がありましたけども、継続運行でうちの方はお願いをしてるということでございます。そのまま継続で運行をするというようなことでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 公営住宅、特に高齢者のために配慮が必要であろうとおっしゃっております。まことにそのとおりでありまして、多くの市営住宅、高層住宅もあります。これらの上の方の階に年とった方が住んでおられるの大変だと思います。したがって、私どもは入居者を募集するときに高齢者の場合、何らかの方法で配慮しなきゃいかんと思ってますし、それから私が考えとることでは、高齢者はやはり郊外よりもむしろ市街地の方がいろんなことで住みやすいということもありますので、今後は方向性として市内の余り費用も幾らでもというわけではないので、既存の住宅を高齢者用に上手に改良して、人が住む市街地、そしてまたそれが町のにぎわいでもありますので、そんな方向が探れたらと思って今研究しているところであります。 以上です。 ○議長(山本清内君) 質疑を終結いたします。 本案については、各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分については、予算付託表のとおりであります。  ================ △日程第17 議案第18号~日程第24 議案第25号 ○議長(山本清内君) 日程第17議案第18号平成13年度武生市菊人形特別会計補正予算第1号から日程第24議案第25号平成13年度武生市ガス事業会計補正予算第2号までの8案を一括して議題といたします。 8案に対する質疑に入ります。(「議長」と呼ぶ者あり)
    ○議長(山本清内君) 金子芳巧君。 ◆(金子芳巧君) 議案第24号について、資料は77ページ、営業外費用の中の1,954万8,000円の使途についてお尋ねをいたします。 この事業につきましては、日野川地域水道供給事業促進協議会負担金について、その協議会の発足の経過と事業内容並びに総工事費等についてお示しをいただきたいと思います。次に、地域振興対策というが、公民館の建物も土地も含め丸抱えで、これはごね得で持ってきたような気持ちもいたしますので、そうなりますと公平性に欠くのではないかというふうにも考えられますので、お尋ねをいたします。 次に、なお公民館の土地の購入費は大塩町から開発公社への分割支払いと聞くが、その経緯と、なぜ水道事業会計が負担するのか。 また、今後町内から公民館用地の要望があった場合に、あっせんし支払い分割を可能にするのかお尋ねをいたします。 それから、次に、この土地につきまして、無断転用という措置がとられまして、埋め立ての土を一たん掘り上げまして、再度埋め立てをするということについて、200万円相当額の経費を要しております。この経費もこの予算の中に含まれているのではないかなという点も見受けられますのでお尋ねをいたします。 また、この協議会の発足についてでございますが、この内容を見ますと助役の寄って協議会を発足するということでございますが、すなわち助役の中では県の職員が派遣されておられる今立、鯖江、朝日町の助役さんについては、これは3月いっぱいをもって県の方へお帰りになるということも耳にいたしております。となりますと、これ手土産的に持ち帰って自分のポストの定めにあてがいたいというような言葉も聞いておりますので、この点についてもお尋ねをいたします。 それから、産業部長にお尋ねをいたしますが、この転用については農業委員会の所轄でございまして、その中で事務局を預かっているのが部長でございまして、この非公共的なものについて農業委員会ではなぜ掘り上げまで持ち込まれたのか。と申し上げますのは、この転用申請をする以前から当然あそこの地域については、土地については、公民館用地ということが恐らく耳に入っておられたのではないかなというふうに考えられます。それは後ほど答弁の中でも出てくると思いますが、それをなぜあの地域のものだけに適用したのか。この辺についても明確にお答えをいただきたいと思います。 まず、それだけひとつお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 吉田公営企業局長。 ◎公営企業局長(吉田武治君) それでは、初めの方の協議会の発足の経過というとこでございますが、平成7年に県の企業庁が日野川水系総合開発事業の計画の中で大塩に浄水場の計画を説明をいたしまして、測量及び地質調査の同意を要請をいたしたとこでございます。その後、断続的に何回となく地元での説明会を開催をいたして、測量、地質調査を要請してきたというふうにお聞きをいたしているとこでございます。そんな中で、平成12年1月に大塩町から地域振興の要望が出されてきたとこでございまして、要望先といたしましては、国営の日野川事務所あるいは県の農林水産部、県企業庁、それから南越農村整備事務所、武生市議会、武生市長というような形で要望書がそれぞれ出されてきたわけでございます。その中で地元の方から生活改善センター、いわゆる大塩コミュニティーセンターというような要望がございまして、この件につきましては県の企業庁が対応したというとこでございまして、当時コミュニティーセンターにつきまして県の方では最大限に努力する旨の回答があったわけでございます。こういうような経過の中で、平成12年1月に大塩町から測量及び地質調査の同意書と地権者の承諾書が国営の水利事務所及び県の企業庁、それから南越農村整備事務所の方にそれぞれ提出されたというとこでございます。その後、予定地の測量、地質調査、それから用地買収を平成12年、13年度で交渉を行ってきたというとこでございます。 なお、大塩コミュニティーセンターの13年度の当初予算におきましては、県は当初1,500万円というような形で、武生市におきましても宝くじを財源といたしまして1,500万円を計上したとこでございますが、平成13年7月に日野川地区水道のこの供給事業のプロジェクト建設促進するために受水市町6つございますが、この6つと県をもって組織する協議会の幹事会、いわゆる受水するとこの水道課長でございますが、幹事会が組織されまして、協議会につきまして検討されてきたと。13年10月にこの協議会が発足した、会長は県の企業庁の次長がなったわけでございます。 事業計画といたしましては、地域振興あるいは日野川水道の水価の抑制というような形の中で浄水場を1期と2期と分けてできないかというような形の中でそれらについてしてきたとこでございます。 この協議会の総予算につきましては、8,000万円というような形で県が4,000万円と受水市町の方で4,000万円、そのうち武生市が1,954万8,000円というような形での今回予算の提案をさせていただいたとこでございます。 それから、水道事業の会計でなぜ持つんかというお話でございますが、水道の施設能力といたしまして、現在4万2,300トンあるわけでございますが、平成13年1月にはその配水量が5万4,000トンを超えるというような形でございまして、年間にその水道施設を上回るような配水がなされてくると。現在、西谷と池ノ上にある配水池があれこそ、これが対応できたというとこがあるわけですが、今後こういう形で施設能力を超えて配水がありますと、その運営に非常に神経を注いでいるのが現状でございまして、この日野川の供給事業がなければ自己財源といたしまして1万トンあるいは1万5,000トンの水源開発が必要であるというふうに思うわけでございまして、そういうとこから水源の確保から今回水道事業会計の方で対応したというとこでございます。 なお、埋め立ての件についてのいろいろな費用の件でございますが、公社の方におきましては費用は原価の中へ通常入れてるというようにお聞きをいたしてるとこでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 服部産業経済部長。 ◎産業経済部長(服部秀一君) ただいまの大塩町の方の転用関係についての御質問でございますが、私どもの方の経過を申し上げますと、昨年の春でございますが、一部埋め立てがあるというような情報が地元の方からございまして現場の方に行きまして、現状復旧について指導を行いました。したがいまして、その後で5月段階で転用申請が出てまいりましたので、それらについて手続をとりまして、6月だったかと思いますが、県の知事の許可を受けているというふうに思うところでございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 福塚助役。 ◎助役(福塚昭雄君) ただいま金子議員の御質問の中に助役に対するイメージが披露された、あったわけですけれども、なるほどこの協議会、これは2市4町の関係助役で発足したことは間違いございません。そのときに各助役もやはりこの事業そのものが速やかに進行するように検討協力する中で一生懸命やっていこうというような協力体制を整えたとこでございまして、別に県に帰るのに手土産かとか、そういうようなイメージでやってたわけではございませんので、ひとつ御認識を改めていただきたいと思います。(金子芳巧君「まだある、まだ振興対策費を公民館の建物の質問やら、それから公民館の土地の購入費の分割の経緯とか、その中の水道課が持つことの答弁はあったけど。」と呼ぶ)(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 吉田公営企業局長。(金子芳巧君「助役が答弁せなあかん。局長そんなとこまで知っちょるか。高圧と言うたらおかしいが。」と呼ぶ)(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 福塚助役。 ◎助役(福塚昭雄君) 今の公民館の敷地の問題とか何とかとおっしゃることですか。これは……。(「もう一回言わしてもらいますけど。」と呼ぶ者や、「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 金子芳巧君。 ◆(金子芳巧君) 今抜けてるのは、地域振興対策というんが公民館の建物と土地を含めて丸抱えをしたということは、これはごね得に当たるんでないかということと、公平性に欠くのではないのですかという質問と、それから公民館の土地購入費は大塩町から開発公社へ分割支払いと聞くが、その経緯となぜ水道会計が持つのかということで、水道会計が持つ、まま説明はあったんですが、それと今後町内から公民館用地の要望があった場合にはあっせんして、また支払いは分割して可能な方にしていくのですかということをお尋ねした、そこの2点がちょっと抜けてるんですわ。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 兵建設部理事。 ◎建設部理事(兵勝君) ただいまの、公社の方でその土地に関しまして先行買収をいたしたわけでございますが、御案内のように公社は市の政策課題を遂行するために先行取得をしているというようなことでございまして、これらに先立ちまして実施協定を結んでるわけですが、この土地につきましては市の方からそういった依頼がございまして、買い戻し等につきましては市または市が指定するものというような形の中で展開をしてきたということでございまして、その約定の中で買い戻しの中で年限を切ったのはなぜかというような問いでございますが、これらにつきましては市と地元大塩町、それから企業庁、それから私ども公社とが4者で確認をいたしまして契約をしたものでございまして、これらにつきまして大塩町にありましては、今求めに応じられるように早急に地縁団体等の手続ができないというようなこともございまして、大塩町がしかるべき時期に地縁団体をとっていただきまして買い戻しをしていただくというような形で、市と公社の協定の中で見定めをしたものでございます。 以上でございます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 吉田公営企業局長。 ◎公営企業局長(吉田武治君) それでは、前段の件でございますが、この促進協議会の発足によりまして、建設の促進をしていきたいというような形で対応をいたしているとこでございまして、事業がおくれればその間の金利がかさみ、水価が高くなるというような形でこのような対応をいたしたとこでございます。 なお、あとの今後公民館のあっせんをするかというような形については、水道事業者としてはなかなか御返答に窮するとこでございますので、よろしくお願いします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 金子芳巧君。 ◆(金子芳巧君) 再度お尋ねいたしますが、これ武生市の場合には、一千九百数十万円の予算化されておりますが、結局今説明を聞いておりますと無断転用に伴うての200万円もこの中に入ってると、200万円全額入ってるわけではないと思いますけれども、その一部が入っているという問題と、それからその200万円って申し上げるのは、今なぜそれをこの場で強く申し上げるかというと、これ県が負担しようと市が負担しようと、市民の血税の中で支払いをされていくということで、その無断転用ということに取り上げたのは、武生市の中にあるところの農業委員会の判断だと。となりますと、今ほど日にち等ともお示しになっておられますように、その以前にこの土地が転用されるということは、当然理事者の中ではわかっておられるんでないですかと。その時点でわかっているのなら、申請をされた時点において工事をストップするなり、またその指導によってこの200万円が使わずに済んだんじゃないかなということが懸念されます。それで、あくまでも無断転用だと、ほいで法的に照らせれば確かに説明のとおり違法行為です。その違法行為がなぜこのダム関連の公民館の用地に適用されるのかと。ほかはそういうことは平気で流れていくんじゃと。その辺の兼ね合いを部長に再度お尋ねをいたします。 それから、それを加味して、今ほどの土地を含めて丸抱えという言葉を出させていただいておりますが、これはごね得でねえんかなということを申し上げておりますが、これは先ほどの説明にもございましたが、日野川地区の水道の供給事業のプロジェクトの中で建設を促しながら協議会をつくって取り組んできたと。そうなりますと、こういう複雑といおうか、先行き不透明な会合の中で協議されたものであれば、当然委員会なり議会なりにこの計上される以前に報告があってしかりじゃないかと、説明または報告があってしかりでないかなと。その辺も軽視といおうか無視といおうか、されているのではないかなというふうに、これも懸念を抱きますので、再度わかりやすく御説明いただきたいのと、それからこれもさっき1回飛んだけども3回目でして、申し上げておきますけれども、これは助役さんにお願いをいたしておきますが、この件についてもガス、水道の委員会が開かれる中で、各委員会への委員の人からも質問があろうかと思いますので、ガス、水道の委員会の場に助役さんが説明者として出席を、気持ちがあればひとつお聞かせ、するかせんかだけで結構ですで、お尋ねをいたしておきます。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 福塚助役。 ◎助役(福塚昭雄君) その前に今の農業委員会の問題が出てきました。これどうも私聞いてみますと、役所内の一部の見識がちっとおかしかったんじゃないかなという嫌いがございます。といいますのは、農地転用の問題になりますと、市が購入しますと農地転用の許可とかそういうの要らないんです。ただ、公拡法でいうところの開発公社ならば当然要るんです。ですから、今ちょっと吉田部長の方から言ってましたけども、市が初めから求めるつもりやったんか、それとも県が武生市の農業公社を使ってやってくれって言われたんか、どっかそこらあたりがどうも絡んだんでないかなと、そういう中で一時的にしても無断というような格好になったんかいなというふうに思います。(「アルコール茶が入らなんださけ部長が間違えたんやて。」と呼ぶ者あり) それから、今の丸抱えの問題ですけども、これ一元的に地元対策いろんな格好の中で県が窓口となってやっております。ですから市もそのときには何ら関知してませんので、その丸抱えとか何とかっていうことはちょっとなかなか我々のところでどうするこうするということは言えなかったということはひとつ御理解賜りたいと思います。 それから、我々はだから促進協を立ち上げて、促進協の中でいろんな御協力はしましょうやということは言っておりますので、今1,900万円、約2,000万円の促進協の補助金が水道の方ので出てますけども、この問題も私はやはり県が一元的に責任を持つべきやろうと、だからこの問題については一応うちの水道会計でいうと立てかえといいますか、そういう格好でおりますけども、何らかの格好で県が持ってこいと、そういう中でそうなりますとこれはやはり水源地確保ということになりますと一般財源になろうかと思いますので、そのときにひとつ考えさせていただきたいと思います。 あ、申しわけありません、委員会には私出席させていただきますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 服部産業経済部長。 ◎産業経済部長(服部秀一君) 無断転用に当たるかどうかという点でございますが、先ほどもちょっと述べておりますが、県営事業あるいは収用法に関連するような事業等については特例があるわけでございまして、そういった相談、私ども受けておらなかったわけでございます。したがいまして、地元の方からあって事実関係を調べて正式な手続に移るよう指導したということでございますので、よろしくお願いいたします。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 伊藤藤夫君。 ◆(伊藤藤夫君) 今の問題についてちょっと確認をしておきたいんですけれども、実はこの事業につきましてはいわゆる県が主体となってやる事業であると、そういった中で促進的な組織としては日野川水系総合開発促進協議会っていうのがありますね、全市町村が加盟をした。そういったところできちっとした話し合いをすべきではないかなって私は思うんですけれども、また新たにここに書いてあるように、別の促進協議会をつくって、そして助役さんばっかりが集まって、そこではお金を幾ら出すかというそういう話し合いをする。いわゆるお金を出すためだけの組織のように見えるんです。県が出さなければならないお金を市町村が負担をするためにあえてこの組織をつくって、そして分担をさせていく。これは少しお金を出す出し方のルールとしては違うんでないか、私はこう思うんです。ですから、そういった意味でこの促進協議会がこれからどうなっていくかということもあるんですけれども、本来ならば実際にこの事業にかかわるものは、全体の本体の予算に組み入れてやればいいんです。これが片一方の本体の工事もどんどん膨らんでいる、またそれとは違う格好の中で別の会計ができて、そしてその負担金もこれから市町村が出していく。そして、そのどっかで際限がなくっていうことになればダム本体の事業費、我々は推測できない。こちらだけ見ると、いやこっちにもあるんですと、そういうやり方は少しおかしいんではないか、私はこう思うんです。その辺についての考え方を一点お聞かせいただきたい。 それから、今回はこうして1,954万8,000円の予算が出ておりますけれども、この工事もずっとこれから続くわけです。そうすると、今回の予算以外にまた新たに補正とか、あるいは次年度も引き続いてこうやって多額の予算を計上しなければいけなくなるのか、この予算については今回で終わりなのか、この辺についてお示しをいただきたいと思います。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 福塚助役。 ◎助役(福塚昭雄君) 今の促進協でございますけども、これは議員おっしゃるとおりだと私も思っております。ですから、これは水道会計だけですね、別個に何でこんな推進協を持つべきなんかということを我々も議論いたしましたけども、県が特に水道用水供給事業にだけはこういう格好でやってほしいという依頼があってやったわけです。ですから、やはり総合的に見るべきだと私は思っております。 それから、私もそのことは心配でございますので、今後今の8,000万円という枠の中で組んでおります。これがふえるかふえないか、これにつきましてはもうふえないという確約は聞いております。 以上です。(「議長」と呼ぶ者あり) ○議長(山本清内君) 伊藤藤夫君。 ◆(伊藤藤夫君) 助役もこういう組織のあり方については疑問を持っていると、おかしいというような見解だと私は今思いました。それならそれでもっと早くにそれを県に言ってほしかったな、こう思うんです。先ほど金子議員も言われておりましたけれども、助役は県を退職をされた方でありますし、その他の方々も県からの出向とか派遣とかそういう方々ばかりでありまして、なかなか県から言われると嫌とは言えない、そういった立場からこういった問題も出てくるのではないかなというふうに思いますけれども、やはりこれからはたとえ県と関係の深いお方ばかりであっても、ただすべきことはきちんとただして、断るべきことはきちんと断っていただきたい、そういう形を要望をしておきたいと思いますし、それから予算については今回これで終わりだということですので、これは議会の質問に対する理事者の正式な答弁として確認をさせていただきたいと思っております。 以上です。 ○議長(山本清内君) 質疑を終結いたします。 本8案につきましては、各委員会に付託いたします。 なお、付託する区分については予算付託表りとおりであります。  ================ △日程第25 一般質問 ○議長(山本清内君) 暫時休憩いたします。 議席番号1番から7番までの議員諸君は議席の移動をお願いいたします。 再開は3時15分といたします。        休憩 午後2時45分        再開 午後3時15分 ○議長(山本清内君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第25一般質問を行います。 一般質問につきましては、昨年12月定例会に引き続き一問一答方式により行います。 なお、質問時間につきましては、1時間制限といたしますが、さきの議会運営委員会で決定を見ておりますとおり、時間目安を50分といたしますので、答弁を含めて50分以内で質問を終了されますよう御協力願います。 所定の日時までに14人の諸君から発言の通告がありました。発言はお手元に配付いたしております発言通告項目一覧表により順次行います。 まず1番、井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) それでは、一般質問のトップバッターとしてやらさせていただきますが、今回非常にお疲れのようでございます。市長初め理事者の皆さん大変顔色がすぐれておりませんが、ひとつ気楽な気持ちでおやりをいただきたいと、お答えをいただきたいというふうに思います。 通告いたしましたものに従ってやっていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 実は私、先日も家に帰りましてCAテレビの議会の様子を見たわけでありますが、特に市長の顔色が余りよく映っておりません。5年前の初当選のときと同じように非常にがちがちになっているような感じがいたします。まだむしろ部長さん連中の方が生き生きといたしておりまして、先日も出ましたように、私が部長のときには絶対行いませんというぐらいのひとつ強い御返答でもって、私が申し上げれば知事や小泉総理が何と言おうと私の言うとおりやりますというぐらいの気迫で武生市を引っ張っていくような、そういったことでのお答えをいただきたいというふうに思っているわけであります。 それでは、まず財政問題でございますけれども、大変景気が悪いと、どこへ行ってもこのようなことしか出ておらないわけでありますけども、この原因については市長どういうふうに今お考えになっているか、とらえていらっしゃるか、どの辺が悪いと、素直な市長の気持ちをひとつお願いをいたします。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 元気を出せと言われていきなり不況の話で元気出そうにも出ないんでありますけども、まことに今回の不況、私にとってももちろん生まれてから初めてこんなに不況、不況ちゅう話を聞いています。そしてまた、これは私が生まれる以前の日本近代史の中でも最長の不況だというふうに聞いております。それくらい深刻なことでありますし、小泉総理大臣もいろいろ施策が限りを尽くすけども数年はかかるだろうと言っておられますけども、本当にそれくらいの、我が国ばかりでもありませんし、大変な不況である、もうあらゆる経済指標が非常に厳しいものだとは思っております。 以上です。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) それで、市長として何が原因かということについて何かお考えになったり、感じていらっしゃることありますか。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 何が原因かと一言で言えるほど単純なもんではないと思っておりますけども、とにかくもこの20世紀の最後の90年代のバブルの崩壊、これがもう最大の原因であり、これが現実であると思っております。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) 私は、今つくづく思っておりますのは、やはり政治の力がないと、政治家が非常に堕落をしているというふうな感じを受け取っているわけでありますが、きょうは恐らく全国の皆さんが証人喚問の問題でテレビにくぎづけになっているだろうと思いますけれども、ああいったことも含めまして政治家が非常に、最近の政治家が余りしっかりした者がいないというふうな感じがしてならないわけでありますが、特にこの10年間で10人もの総理がかわったということについてはどのようにお考えですか。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 私、ごく個人の感想で言えば、これは非常に短期間でかわり過ぎておりますし、国際的に見ても日本の国としての信用にかかわるんじゃないかなという思いもしております。 以上です。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) 国の問題を申し上げとってもなかなからちが明きませんけれども、いわゆるバブルがはじけたその原因というのは国民が余りにも気ままを言い過ぎた、し過ぎたと、それをまたできもしないのに総理になってみてぐあいが悪けりゃああやめたと、おれはやめたというようなことでございまして、世界が余りにも日本の発展をうらんでといいましょうか、ねたんでといいましょうか、今ここでたたくのが一番いいんじゃないかというふうなことから、これは大きなひずみになってきたわけでありまして、市長おっしゃったように簡単に直るものではないというふうには思いますけれども、私どもも政治家の一人として何としてでもこれを早期に解決をしていかなきゃいかんというふうに思っているところでございます。 それじゃ、これから税収の対策ということでございますので、まず昨年の7月でしたか、企画におきまして納税者の収納対策本部をつくりまして、10月に室までつくってその実績を上げておられるということにつきまして、非常に感謝をいたしておるわけですが、その実績、細かくもしわかりましたらお願いをいたします、部長の方で。 ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) 昨年の7月に対策本部を設置いたしまして、過去の税対策をやりまして、対象税の税金大体5億3,000万円ぐらいを対象として本部組んだわけでありますが、現在のところ8割方そういっためどを立てたという形でございます。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) 先ほども申し上げましたように、職員の皆さんは一生懸命それらの対策に取り組んでおられまして、非常に感謝を申し上げているところでありますけれども、市長の今5年大方終わろうといたしておるわけでありますが、武生市の税収に対しましていささか暗い感じを受けている市民が多いと。特に男としての昔からの楽しみは飲む、打つ、買うというのが一つの男としての喜びであっただろうというふうに思うわけでありますが、そういった中で市長は職員の倫理規定をおつくりになったり、いろんなことで非常に世間的にはいいものがたくさんございます。しかしながら、ソフト面での市長の環境問題、男女共同参画問題、あるいはそういった面については1期4年の間にかなりおやりになりました。情報公開も含めましてやられたわけですが、やはりハード面での問題というのが非常に少ないというふうに思っているわけでありますが、今回の14年度につきましてはハード面の仕事が進んできている。そういたしますと、やはりそれに対する税収も上がってくるというふうなことはわかるわけであります。先ほど申し上げましたように、武生市におきまして一番税収が昨年の見通しをちょっと誤ったというほどうれしい悲鳴が、悲鳴といいましょうか、あるわけでありますが、これは先代の人たちがいろんな業種をつくってこられたということでありますので、この辺については感謝を申し上げてるわけですが、市長が先ほどの答弁の中にもきのう男女共同参画の会場に2カ所お出かけになったというふうなことがあるわけですが、これらの武生の信越さん、村田さん初め大きな企業に対して少し顔出しが少ないんじゃないかというふうなことをよく聞くわけでありますが、これらの点についてはどのようにお考えですか。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 同種の質問を今まで何度も受けておりますけれども、いつも言っておりますけども、私どもこの市内の大変我々が当てにしている企業でもあります。それだけにまた世界企業でもあって、いろんな知恵持っておられますので、定期的に会合を持って皆様の御要望を聞く、またお知恵を拝借する会合をしておりますので、いついつだれとっていう言い方はいたしませんけども、十分にコンタクトを持っていると思います。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) 時々最近はそういった話を聞くわけでありまして、大分市長も市長としての責務を感じておられるということは気がついているわけでありまして、これからもぜひともそういった優良企業、雇用も含めてやっぱりこちらから定期的にするんじゃなしに、みずからが道で会うても、やあ市長っていうようなことで話ができるような体制をとっていただかないと、いつまでも定期的にやっておってお茶を飲んだりコーヒー飲んで話ができるもんじゃないというふうに思うわけですけども、先ほど申し上げましたように何といっても男の喜びとしての飲む機会、こういったとこでの話というのは私はややもすると本音が出てくる、そして真剣にそれらがわかっていただけるというようなことも考えるわけですけども、その点については市長はどうお考えですか。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 私どもが企業の幹部と話すときは、決して男の楽しみとしてお酒をたしなんでいるわけではありません。もちろんある程度のそういうものがコミュニケーションに大変便利なことも存じておりますし、私自身がそれを避けるたちではありませんので、積極的に親しくそういう方とお話はしております。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) それでは、具体的なことで少し、武生市税との関連についてお尋ねをいたしたいと思いますが、市長はたばこもおのみになりませんし、お酒も余りお飲みにならないと。これは以前にはかなり福井で飲んだということでありますけれども、これらの税金が少しでもふえることになるためには、市長もやはり飲む、打つ、買うを理解をしていただかないと、やれと言うんじゃなしに理解をしていただかないと、こういう人たちと話ができないというふうな感じがするわけであります。 そこでお尋ねをいたしますが、今たばこ税、市長どのくらい入ってくるとお思いですか。 ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) たばこ税につきましては、本年14年度の予算で4億7,400万円計上してございます。昨年と1,400万円の増加ということでございます。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) これ大変な数字なんです。今議員の仲間でもあるいは理事者の皆さんも大体半分半分、半分くらいがたばこを吸って、半分くらいがたばこを吸わないだろうというふうな感じがするわけでありますが、私ども視察その他行きましても、税金を納めていらっしゃる人がかえって犯罪者みたいな形で、ここでは吸うなあそこでも吸うな、ここでもだめだというふうな形で非常に気の毒な立場にあるわけです。この点についてはどう思いますか。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) たばこを吸う場所についていろいろと愛煙家にとって制限が強くなって大変だろうと思います。ついきょう聞いたばかしでどこかの条例で道で歩きながら吸うのも禁止だということを聞きました。本当にお気の毒でございます。そしてまた、そうしてつらい思いしながらのんで、つらい思いというか人から離れてのんでおられるそのお金がたばこ税として市の大きな収入になっていることを考えるとなおさらお気の毒だとは思いますけども、やはり人様へ迷惑になるというか、副流煙の危険を考えますとそれはそうしていただかなきゃなりませんし、私として男の楽しみの飲む、打つ、買うを勧める気もありませんし、たばこを吸うことを勧める気も全くありません。これは我々が一方で進めております健康たけふ21っていう面から見たらやはりたばこは長い目で見て、結局税金として入ったにしても、いずれまた医療費として大量のお金が出ていく可能性がありますので、税収ばかしで考えることはできない、大きく広く視野を持たなきゃならんと思ってます。 以上です。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) 確かに医療面では5人に1人はたばこを吸わない場合には助かるだろうというようなデータも出ております。しかしながらこれもう何ちゅうんですか、私どもはもう当然生まれたときからですが、それ以前の何百年も前からやってることですから、なかなか大変だと思うんですが、私はこれらの人たちにもやはり感謝をしたり、やはりほかの人に迷惑にならないようなことも大切ですけれども、きちんと楽しくたばこを吸わせてあげる、吸っていただける場所あるいは設備、そういったものもやっぱりする必要があるんじゃないかというふうに思いますが、今市長の考えの中で武生市の役所の中だけでもどういうふうになってるか、たばこを吸う人のための設備そういうもんどういうようになってるか。 ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) 市役所内部だけですと、各階に1カ所設けまして、喫煙される方の場所をつくってるというところでございます。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) 役所の中で別館の入り口にもそういった装置のあるところがありまして、お客さんもそれから職員の皆さんもそこで吸っておられる。しかしながら何か遠慮して吸っておられる、非常に気の毒なわけでありますけども、これもいろんな報道関係いろんなことからやむを得ないんかと思いますが、しかしこれたばこというのは武生市で買っていただかなければ税金が入らないというなんです。今、自販機がいろんな自販機がございますが、たばこの場合もたくさん自販機ございますが、ほとんどが1個売りの自販機です。ですからせめてJRの駅とかそういったところには、出張に行くならば武生でたばこを買ってほしいということから、5個出るとか10個出るとか、あるいは20個出るような自販機というものがあってもいいんじゃないかと。これはこんな大きなペットボトルが出てくる自販機があるわけですから、たばこも20個出てくる自販機があってもいいんじゃないかというふうに思うんですが、そのことについてはたばこ組合とかそういったところに要請する気持ちはございませんか。 ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) たばこの方も税の大きな収入源でございますので、市内でたばこを買うのに各量販店関係が本部の方で実績しておりましたのを武生市内でカウントするように昨年から話し合いをしたり、それから喫煙コーナーとあるのをできれば愛煙コーナーにして、そういったことを工夫したらとか、それから今のような議員御提案の自販機で20個とかそれぐらい出るようなありませんけど、1回に3個とか取りやすい位置にすぐ出てくるとか、それから買ってからすぐにぱっともうその場から離れられるようなそういった便利なものがないかとか、そういったことはいろんな会員の皆さんと話をしとりますので、そういったことで御理解いただきたいと思います。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) 部長がなかなか積極的にお答えいただいておりますが、市長はわしはたばこ吸わんのやで何もかんも知らんのやというような感じですが、これやっぱり自分は吸わなくても税収に上がるもんならば多少でもそういったことも考えていただきたい。そしてまた、そういう話題があったときにはそれに積極的に参加していただきたい。そうでないと嫌なことはおれは知らんのやと言うているんでは、これはもう税収が4億7,000万円がまだこれから上がるかもわかりません。そしてそれが死亡とかそういう体に害を与えるということもあるかもわかりませんが、これはその人のいろんな考え方もありますので、やはり頭がすっきりするとか、それをやめたらもうどうにもならないとか、そういうこともあるわけですので、その辺についてもお考えをいただいておきたい。今後の市長のそういう態度の中でお示しをいただきたいというふうに要望しておきます。 それから、武生の税収に絡んだことばっかりを申し上げたいと思います。いま一つは、ゴルフの利用税がございます。2,000万円ほど年間あるわけでありますけれども、今景気が悪いということでゴルフ場もかなり客足が遠のいているようでございますが、市長は全くゴルフというものについては興味はございませんか。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) これは個人の嗜好として聞いておられるのならこういう場で一つ一つ答える必要はないかと思いますけども、私はあえて申しますとゴルフ場の中を歩くよりはゴルフ場の外側を歩く方が好きな方のたちであります。 また、たばこについては先ほど全く嗜好がないから冷たいんじゃないかとおっしゃいましたけども、これは私実はここで白状しますとたばこをのみますけども、人前で迷惑にならないようにしておりますので、だからこそ議員、私がたばこ吸わないと思っておられるんだろうと思いますけども、それだけ我慢をしているのでありますので、理解してないわけではありません。 以上です。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) ゴルフ場の外を歩くというのもですがですね、今ゴルフが国体の種目になっております。健康たけふ21という一つのことをやるというようなことの中には、やはり歩くということも大変いいことだというふうに思うわけでありますが、武生のゴルフ場も今まで敦賀、芦原、杉の木、そちらの方にたくさんの会員がいらっしゃったわけですが、最近は武生のゴルフ場にメンバーの入れかえをしてまで来ていただいてるというようなことがあるわけですが、そして私非常に寂しい思いをいたしておりますのは、よく武生市民フェスティバルとか武生チャリティーコンペとか、そういった形の中で市長杯を出していただいたり、市に対する寄附を、いやそのチャリティーの募金をお渡ししていることがあると思うんですが、市長御存じですか。はい、恐らくあると思いますが、そういったときにやはりみずからが来ていただいて、ゴルフをしているメンバーを見ていただくとかなりそういった人たちの中でも話ができてきて、武生の状況というのがわかるだろうというふうに思うわけですが、過去に私も何回かチャリティーのときにも福祉部長がほとんどお受け取りに来ておりますし、市長杯をお渡しになるのも総務部長か代理の人であったということですけども、かなりあっちこっち今のビオトープとか男女共同参画には顔を出しますけども、そういったところには顔を出さない、非常に寂しい思いをしているゴルファーが多いわけですが、今後についてはそういったところに積極的に顔を出すお気持ちがあるかどうか、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 市にいろんな面で回り回ってとか、税金などで寄与していただいてる団体たくさんあります。今のゴルフ愛好者もそうでしょうし、三国ボートへ通われる方々もそうだと思いますし、いろんなものがあると思いますけども、そしてまたそういう人たちにお礼言うのも一つの市長の姿勢かと思いますけども、ただいま現在の気持ちで言えばわざわざお礼に行く、今その気持ちはありません。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) はっきりとありませんと言われますと非常に後が続きにくいわけでありますけど、市長もお話ありましたボートの話がございます。これも以前武生市に場外をつくろうかとまで言われたような人気があったわけでありますけども、これの武生に対する交付金、大体過去の10年間見て市長はどのようにお考えでございますか。額がおわかりになったら。 ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) 年間ちょっと私、一番最高のときで3億円ちょっとあったと、それから後は平均的に1億円というような記憶をしております。手元に資料がございませんので、済みませんが。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) そのとおりでありまして、最高のときには交付金で3億円、それから特別に市制50周年だとか菊人形何周年だとか、あるいは国際音楽祭だとか、そういったものがありますとお願いに行きましては、場合によると5,000万円、場合によったら3,000万円、2,000万円、あるいは何百万円というものをいただいてきているわけでありますけれども、ことしは14年度を見ますと、もう廃目なんです、収入の面で。私はまだやっぱり始まって間がないわけですから、まだ始まらんわけですから、せめて科目設定の1,000万円ぐらいは、いや1,000円ぐらいの科目はできてるんかなと思いましたら、廃目という形で収入ゼロになっております。これは確かにボートの状況から見れば正しいあれだと思いますし、昨年度の片粕議員の中でなぜこんなもん見てあるんだというようなこともありましたのでわかるわけですけども、市長、これ武生市がどういう形でボートとのつながりを持てたか、おわかりでしたらお答えください。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 私は以前に議会史というものが出版された、あの上でしか知りませんけども、当時の尾崎市長の英断という形で武生三国ボートレース施行組合ですか、これが立ち上がったと聞いております。 以上です。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) 歴史の中ではいろんなことがあっただろうと思いますが、ここ10年ぐらい前からかなり大きな交付金をいただいておりまして、一昨年までぐらいが一つの山場ということで、昨年も今年度もいただかないわけでありますが、これらの人たちがどのような格好でボートに行ってるかということも何かたばこを吸ったりパチンコをしたりするような形で隠れてこそこそと行くというような状況が非常に私は残念でならないわけです。これもやはり堂々と武生市もかんでいる事業の一つでございますので、この辺は市長も武生の皆さんがボート場に行かれるということぐらい把握していただきたい。把握すると言うたらおかしいですけども、理解をしていただきたいと。市長、無料バスが出ているのを御存じですか。どこから出るかわかりますか。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 三国ボートレースについては、私一親等の親族とか、それに近い親族が、趣味に、まあ投じるお金はわずかですけども、もう1週間に何度もそれこそ無料バスで楽しい遠足みたいな気分で行っておりましたので、人様以上に無料バスのことは存じ上げておりますし、無料バスへ乗せるために私が送り、送り迎えちゅうことはないけども、送ったこともありますので、よく存じております。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) 恐らく最近は10名前後、そこまでいないかなと思うぐらい思うんですけども、駅前から出ております。10時前、9時30分ぐらいですか、出ておりますので、市長もしや時間があったらバスのぞいて、いや、頑張ってきてくださいねと言うくらいの声をかけることがひとつそういう売り上げになると。そして、武生市に返ってくるというふうな感じをいたしますので、ひとつこれからもお願いをいたしたいと思います。私、今くだらんような話でございますけれども、これが私は武生市の市民の皆さんが市長と距離を置かずに、いろんな点で協力をしてすばらしい住みよい武生、武生に生まれてよかった、住んでよかった、武生に来てよかったと言われるような町にするためには、やはり市長自身が、市長自身が市民の中に投げ出していってほしいと、いつもかもここへおって言葉もかけられないような市長では、恐らくこの次は考えさせていただきますという市民がふえるんじゃないかというふうに思います。私どももそうです。今度は考えるぜあんた、あんなことをしとるんではということでありますので、市長もやっぱりそういうことのないように、市民の皆さんにはやっぱり平等にいろんなことでおつき合いをすることが武生市に大きなプラスになるというふうに私は思いますので、今先ほど申し上げましたことで、時間が大分参りましたので、ほかのことを収入については省きますけれども、そのほかパチンコとかですね、そういったこともあるわけですが、これは市民の皆さんが本当に底辺で働いてる人たちが楽しみにしているところ、これを大事にしていかなければ武生市は詰まってしまうというふうに思いますので、ひとつ御理解をいただきたいというふうに思います。 それでは、次に、教育の方にまいりたいと思います。 いよいよ4月から週5日制、教育委員会では週5日制、私どもも以前は週休2日制というふうに言っていたんですが、このことはこの間まで第2、第4土曜日の休みというようなことから徐々にこういうふうに持ってきたわけでありますが、週5日制ということについては以前から出ている問題でございますので、これは教育委員長の大橋教育委員長、ひとつこの制度自体はどのようにお考えになっているか、お答えいただきたいと思います。 ○議長(山本清内君) 大橋教育委員長。 ◎教育委員長(大橋邦夫君) 井上議員の方からのに答えたいと思います。 学校5日制の問題は、本当に今大事だなと思っております。代表質問のときにもいろいろ議員さんの方から総合学習や学校5日制の問題のことが出ております。私は、この学校5日制の目的ですね、目的というのは一体何かということを大人たちが真剣に考える時期ではないかと。その制度のねらいは、たくさんの要望の中からこういう形が、国民の要望の中からこういう制度が生まれてきたのだと思っております。(井上幹夫君「委員長自体の気持ち。」と呼ぶ)はい。私は、今の子供の現状ということですね、子供、青少年の現状から、この目的は生きる力を育てることだと思っております。最近新聞を見ておりますと、いろいろなその生きる力というものが今の青少年、特に児童それから幼児とか、そこに欠けているというのが出ておりますが、この間出ておりましたのは、幼稚園でですね……。(井上幹夫君「議長、全体的なそんなことを聞いていませんので、教育委員長がどういうようにこの5日制というのをとらえて、武生の教育委員会の中で反映をさせていくかということを聞きたかったわけですけれども、実は大変なこれからの問題は大きな問題があると思うんです。2日間休みがあるということについては、子供の児童生徒の教育、こういったものもどこが主になるか、もちろん学校へ行ってる間には学校ですけれども、休みの間にはどうしなければいけないか、あるいは地域に帰って親たちとあるいは地域の皆さん方とどのような形でされるか、それから地区の公民館や社会の仕組みの中に入っていく場合の児童生徒はどのようになるか、いろんなことが出てくると思うんです。ですから、特にこの教育委員会の週5日制については、大きな問題があるというふうに私は思うわけですけれども、ひとつ今後については地域の問題を含めて難しいことです、教育長にお尋ねをしていきたいと思いますが、教育長自身もこの5日制については困ったなと思うか、いやこれで教育のやり方がよくなるぞとか、いろんなことがあると思うんで、簡単にひとつお答えをいただきたいと思います。」と呼ぶ) ○議長(山本清内君) 眞目教育長。 ◎教育長(眞目秀昭君) お答えをいたします。 私は学校週5日制というのは、もう時代の趨勢、時代の要請であると考えております。例えば、よく言われます指示待ち人間っていいますか、そういう子供たち若者がふえていると言われてるわけですが、ぜひこれからは物事を自分で考え解決し、そしてまた企業が求めているような創造力たくましい子供たちが育っていくような、そういう人間を育てる上からも学校週5日制のねらいとすること、あるいはありようっていうのがこれからは問われてくる非常に重要な時期だと考えております。そのためには、私としましては立場上は学校に関してもあるいは社会教育全般に関してもそういった方向で全力で取り組んでいかなければいけない非常な重要な時期にこの任につかせていただいたと認識しております。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) ちまたによく学力の低下だとかいろんなことが言われております。私は以前から思っているわけですが、これはもう児童生徒については、ある程度の読み書きそろばんができれば、あとは卒業してからの勉強であるというふうに私は思うわけです。その点では学力の低下ということについては私はそういうような考えですけども、教育長自身はどのような、この5日制にすることによっての低下が起きるかどうか、お答えいただきたいと思います。
    ○議長(山本清内君) 眞目教育長。 ◎教育長(眞目秀昭君) ただいまの件でございますが、今回の基礎基本っていいますのは、文科省が言っておりますのは、今度出る4月以降に使われる教科書の内容がそのまま子供たちに一人一人にぜひ定着させたい最低規準だと申してます。私もそれはぜひ行わなければいけない。それは目的であり理想でありますが、とにかくその方向で全力を尽くすべきであると。どの子供も教科書の内容については身につけると。そのことが今おっしゃった読み書きそろばんに当たるかと思うんです。それをもとにあとは発展的な、いろんな例えば総合的学習とか、あるいは今の土、日等のいろんな経験を踏まえる、多くの経験をさせる中でさらに発展的な、例えば思考力あるいは創造力、あるいは意欲、問題解決への意欲とか、そういったものにつながっていくように頑張っていきたいなというふうに思うわけです。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) 教育長の非常に気持ちをいただいたんですが、私は実は先般の教育長の所信表明と言うべきでしょうか、お答えをいただいた中に大人が変われば子供も変わるという言葉をいただきまして、ああこれは教育長しっかりしたあれでやっていただけるなというふうなことを思ったわけでございますが、最近特にゆとり教育、30人だとか35人だとか30人だとか、生徒数を少なくすれば何かゆとりがあるようなことを言っておりますが、今武生市ではその辺についてはどうお考えですか。 ○議長(山本清内君) 眞目教育長。 ◎教育長(眞目秀昭君) お答えをいたします。 私自身の考えから言いますと、少人数学級とかそういう少人数のグループで学習を進めるといいますのは、一人一人にさっき申し上げたような学力といいましょうか、そういったものがよりよく定着をしていくようにするため、そしてまたもう一つは、子供たちが自分たちで考えながら課題を解決していくようなそういう方の学習の形態を深めるため、そういうふうにとらえております。ただし、必ずしもまだまだそういったことに対する何ていうんですか、人的なそういう条件はまだまだ不十分であると考えております。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) おっしゃる意味もわかるわけですし、今もうとにかくぜいたくっていいましょうか、そういうふうになり過ぎておりまして、実は私眞目教育長とは同級生でございますので、三中の生徒のあれを見ましたら、6クラスで300名にちょっと切れるわけです。1クラス48名から49名で6クラスできております。小学校が88名で2クラスでしたので44名から5名、ですから今30名とか35名にしましても相当な開きが出てくるんです。それで、卒業して何もできなかったかというとそうでもなしに、結構今私の同級生も各所で、各職場で地域で頑張っているんです。ですから、これは少し甘やかせというそういうことはやっぱりできるだけ省いて、厳しい教育っていうか、もう今このごろは学校行って先生に言うぞと言うても、先生が恐ろしくないというようなことはだれもいない、そういう子供はいない、私は怒るのはいいと言うんではございませんけれども、どこかでだれかがやはりこれからの5日制になると、町内に遊んでる子供でも悪いことをしていれば注意をする、怒る、指導する、そのくらいのことが私は必要であろうというふうに思うんですが、それがすぐ新聞ざたになって体罰になって表ざたに出てくると、全く情けないことでありまして、自分の子供の悪いところは棚に上げてそういうことばっかりしかるとことについていかがかなというふうにも思うわけでありますが、大分時間が参りましたのであれですが、要は今回の教育改革あるいは週5日制を含めまして、武生市には給食の問題もありますし、大変大きな教育問題が残されております。したがいまして、今武生の教育委員会には新しい芽が吹き出そうとしている、いわゆる新芽教育長ができたわけでございます。そこで、この新芽をきれいな花が咲き、おいしい実がなるように、ひとつ教育委員会自体も頑張っていただかにゃいけませんし、私は教育委員会そのものももう少し教育指導員とかそういう形の人が地区の公民館に1人ぐらいつくってもいいんじゃないかと、教育委員そのものは5名という法的に決められておりますので、武生市の場合にもその地区に1人ぐらい、公民館に1人ぐらいの教育指導員的な形の人をつくって、そしてその人たちがいつも連携を取りながらそういった教育の指導あるいは怒ることもいいでしょうし、褒めることもいいでしょうし、そういうことができないかなというふうな感じを持ってるわけですけども、その辺についてお考えがあったらお聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(山本清内君) 眞目教育長。 ◎教育長(眞目秀昭君) お答えをいたします。 ただいまの井上議員の御提案というのは、私どもの立場から申し上げれば大変ありがたい御提案ではございます。ただ、現状の財政事情その他から考えますとなかなか将来的に困難な問題かとは思います。そこで、私は現在、例えば生涯学習課がもうかなり以前から教育サロンといいますのをやっおりますが、それがさらに出かける教育サロンっていうのをやっております。例えば、そういったもの、それ以外もありますが、そういったものをできるだけ充実していく方向で当面は対応してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) それじゃ、非常に時間がたつのが早うございますが、市長に今教育長からいろいろお話を聞いておりますが、実は私が57年に当選したときからきょうまで、教育長が9代の教育長6人かわっているわけです。市長も市長になった1期4年、恐らくあっという間に済んで何もできなかったんじゃないかなと、やっと2期目から少し力を入れていきたいなという気持ちがあるんじゃないかと思いますが、教育長の問題もやはりちょっとぐあいが悪かったぐらいで1年や、一番短いのは1年3カ月ですか、で教育長がかわっております。ですから、教育長もそうかえられてしまうんでは自分の教育ができないというふうにも思いますので、返事をもらおうと思うたら時間ありませんので、ひとつ教育長にもやっぱり1期4年、それ以上に長く務めていただけるような市長の体制もお願いをしたいと思います。 次、産経の部分ですが、これ大分時間が参りましたので、昨年の米の上位等級米、これが非常に悪うございました。悪かったというだけで、ことしどうしようかというような反省が農協の営農指導体制の中では感じ取れなかったわけです。今営農座談会をやっておりますが、それらの農協自体の対応の中では非常に市とか県に頼っている姿が多いわけです。したがいまして、これからの営農体制、上位等級、農家が喜んで農業に打ち込めるようなことでやっていただきたいと思いますが、この問題について上位等級比率についての今後のアップについてはどうお考えか、部長ひとつお願いします。 ○議長(山本清内君) 服部産業経済部長。 ◎産業経済部長(服部秀一君) 良質米等級比率が武生市の場合は70%に至っていないのが現状でございまして、これを上げるべく県の方で福井米ハイグレード88推進運動というような運動をやっておりますので、これらとあわせまして整粒歩合が80%、食味値が80以上というようなことを目標にして、関係の行政機関とともに取り組んでいきたいというふうに思います。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) 時間がなくて申しわけなかったんですが、市長、ことしも集落営農あるいは地域営農いろんな形で大きくやっていかなければ、世界の農業にタッチしていけないということもありますが、やはり武生市の場合には、まだ3ちゃん農業がですね、母ちゃん、父ちゃん、じいちゃんの3ちゃん農業が非常に大きくこれを占めているわけです。ですから、そういった人たちにも日が当たるように手を差し伸べていただかなければ、やはり農業の発展があってこそ市の発展があると私はいつもそう思っているわけでございますので、この辺につきまして市長の集落営農ばかりじゃなしに3ちゃん農業に対するお考えもお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 3ちゃん農業に対する対応策ということでありますけども、先日も申し上げましたように、集団化っていうものは直接農作業に加わらない人たちの意見も取り入れていこうっていう考えでお話し申し上げました。機械化することも3ちゃん農業といっても女性が機会があれば十分に仕事できる、3ちゃん農業でだめだという意味では私は考えておりません。 以上です。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) それじゃ今ほど申し上げましたことにつきまして、ひとつ市長初め理事者、教育委員会、ひとつよろしくお願いをいたします。 ありがとうございました。(大久保恵子君「議長、進行。」と呼ぶ) ○議長(山本清内君) 大久保恵子君。 ◆(大久保恵子君) 今井上議員の発言の中に一部不的確なところがあったと思いますので、訂正をお願いしたいと思います。 男性の楽しみを、飲み、打つ、買うというふうにおっしゃいましたが、すべての男性がそのように聞こえます、それでは。それで、その方たちの名誉のためにも議会の品格のためにもこの部分を撤回していただきたいと思いますし、議事録も訂正していただきたいと思います。 ○議長(山本清内君) 井上幹夫君。(「答弁してからやって。」「何でうちが答弁する、だれが答弁するん。」「大久保議員が言うたことに答弁しなきゃ。」「だから私は……。」「違うって、それ議長が答弁してから手を挙げて言わないかん。」と呼ぶ者あり)調査して研究をいたします。 井上幹夫君。 ◆(井上幹夫君) 私は現在のことを言ってる、昔の男性の飲み、打つ、買うというふうに申し上げましたので、その辺について調査をするなり検討するなりしていただきたいというふうに思います。 ○議長(山本清内君) 同じく調査をさせていただきます。 次に、2番芦田盛治君。 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 私は、少子・高齢化社会の対応について質問いたします。 通告は何点か項目挙げて出しておりますが、質問は前後するかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 まず最初に、幼保一元化について質問いたします。 教育予算にある研究会設置の予算が計上されております。その目的と目標についてお尋ねをいたします。 ここ3年ぐらい、この幼保一元化につきましては、この研究するあるいは検討するとの答弁の繰り返しでありました。また、今回もという思いがしてなりません。今回も設置だけに終わってしまうのではないか、どうでしょうか、お答えください。 ○議長(山本清内君) 真木教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(真木成元君) 今回、14年度の予算で設置をお願いしておりますのは、21世紀を展望した武生市の幼稚園教育に広く市民の意見を反映させるという形で検討してまいりたいと考えております。 検討する内容的には、公立幼稚園におきます3歳児就園の検討、それから少子化が続いております中での公立幼稚園の適正な規模と運営のあり方についてを検討課題とさせていただいております。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 今の答弁ですと、この研究会の目的は、この幼保一元化ということの観点よりも3歳児だとかそういった面の分野ですね。そこで、私は本当にこの教育委員会がこういったものに対してのその何ちゅうんか、主体性のないその教育委員会の姿勢であると、このように感じてなりません。 そこでお尋ねします。学校、幼稚園や民間幼稚園の入園状況、また保育園はどうか。 また、運営経費の比較はどうか、それについてお尋ねいたします。 ○議長(山本清内君) 真木教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(真木成元君) 幼稚園につきまして、入園状況でございますけれども、公立につきましては定員に対しまして平成13年度で53.2%、私立におきましては定員に対しまして53.7%の充足率になっております。それから、費用の面ですね、12年度の決算内容で申し上げますと、園児1人当たり3万9,000円ちょっとでございます。3万9,028円が公立幼稚園の1人当たりの金額でございます。 以上でございます。 ○議長(山本清内君) 大久保福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(大久保秀峯君) 保育園の平成14年度の入園申し込みの状況でございますが、定員1,970名のうち申し込み園児数は2,187名と、111%の入園率となっております。 また、運営経費は、平成14年度の当初予算で園児1人当たり経費月7万7,550円となっております。 以上でございます。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 保育園は定数を上回る入園状況、幼稚園は満たしていないようであります。予算面から見ても幼稚園について見直すべきで、これは費用対効果が問われると思いますが、どのように把握されておりますか。 ○議長(山本清内君) 真木事務局長。 ◎教育委員会事務局長(真木成元君) 今、定数に対しての充足率ちゅう形でございましたんですけれども、その定数の見直しも含めまして今回の研究委員会の方で検討してまいりたいと考えております。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) この研究会を設置してもこれは幼稚園の延命策のみを検討するだけで、費用が増加するだけのおそれがあり、効率的な行政とは言えないと私は思います。今回もそうなっていくのじゃないかなと、このように思います。それについてもお答えいただきたいと。 また、各小学校の校長や教頭が、それぞれに園長、副園長として手当が支給されていると聞きますけれども、この支出は適正かどうかお聞きをしたいと思います。 ○議長(山本清内君) 真木教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(真木成元君) 幼児教育につきましては、教育面ですが、国からの援助がございませんていうことから、そういうような市が、設置者が負担を見ていくと、費用を見ていくという形になっておりますので、3万九千幾らの負担をしているわけなんですけれども、それともう一点の園長、副園長ですけれども、教育公務員の特例法ですか、それに基づいた内容で手当を出しておりますので、違法性はないと考えております。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 私は適正というのが、この片手間で済む程度の内容のものかということで、他市のように責任を置くというのが要るんじゃないかと、このように思いますがいかがでしょうか。 ○議長(山本清内君) 真木教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(真木成元君) 小学校、幼稚園との連携っていうことも非常に大事でございますし、幼稚園の業務の中でいろいろと小学校と一緒に例えば体育大会とか、そういうような形で一緒にやっておりますし、幼稚園の延長として小学校がありますので、そういう連携っていうのも非常に大切と考えております。そういうような形で今校長先生を園長として迎えているような状態でございます。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 今、幼稚園の入園状況を聞きましたけれども、50%強ですけれども、非常に悪くなってきてるんですね、非常に状況が。私は、他市のようにこの責任を置くというのは、幼稚園の園長も幼稚園の中に入ってきちっとした体制がする必要があるんじゃないかと、このように思うんです。ただ、支給額の私は手当の云々、金額のものを言うんではありませんが、ただ片手間で済む程度の内容のものの支給だと、こう思っておるんですけれども、だから本当に幼児教育に対して真剣に身が入らないんじゃないかなと、このように思っておりますが、いかがですか。 ○議長(山本清内君) 眞目教育長。 ◎教育長(眞目秀昭君) お答えをいたします。 私自身も幼稚園長をした経験がございますが、今申されたような片手間というそういう気持ちは一切持ったことはございません。小学校の校長と幼稚園の園長を兼ねることで、幼稚園と小学校との連携が、校長あるいは園長として一層深めることができるような、そういう考え方を進めることができます。そして、幼稚園の教員に対しましても、小学校の、特に低学年担当の教員に対しましても、そういった連携という考え方に立った校長と、あるいは園長としての立場からの指導がかなりできたと思っております。そういう意味合いでは、独立して園長職が専門職として置かれればそれはなお一層いい面もあるかと思いますが、また一方では、今のような兼務でやっております、しかも武生の場合は幼稚園と学校が、小学校がほとんど同じ敷地内にございますので、学校の給食なども同じように一緒に食べておりますし、そういった意味合いからも今の武生のあり方はマイナス面ばかりではないというふうに認識をしております。 以上です。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) しかし、民間の幼稚園と公立の幼稚園との差ですね、確かに民間の幼稚園の方が魅力があるんですね。人が集まるんです。こういう非常にまた幼稚園の何ていいますか、こういうようにだんだん入園者が悪くなってきてる状況、理屈的には連携とかどうのこうの言いますけれども、現在にはそういう状況なので憂いているわけであります。 そこで質問続けますが、民間幼稚園の経営が苦しいとこう聞いております。競合する地域にある学校幼稚園を統合してでも、廃止してでも行く方向を考えないと、費用対効果の面からも説明できないんではないかと、このようにも思います。公立幼稚園をなぜ存続させて、民間幼稚園をなぜだめにするのか、だめっていうのはおかしいですけども、そういうような見方をしてるような感じしてなりません。確かに幼稚園とか保育園は、適正保育、適正規模の中で子供を保育していく、これは非常に大事なことですが、これがないといい環境にはなれない。例えば、幼稚園が今3歳児を今度預かるんでも、2人、3人ではやはり適正規模という段階には入らないんじゃないかなと、このようにも思いますが、いかがですか。 ○議長(山本清内君) 真木教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(真木成元君) 先ほども教育長が申しましたように、武生の幼稚園の特徴といたしまして、小学校と同じような場所にございます。それと、武生市の幼稚園、非常に長い歴史がございますし、それぞれの地域に根づいて定着してきていると思っております。また、その存在意味も非常に大きいものがございます。議員さん、今言われたような形も含めまして今後のあり方については幼児教育研究会も設置いたしていくわけでございますので、その中で考えていただくということにさせていただきたいと思います。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 武生の保育園は、全国優秀のレベルにあると言われ、その内容は他市からも高い評価を受けております。そのところをわからずして何の努力もしなかった幼稚園の結果がこれにつながっているということを、これをどう評価するか、私は思うんですが。少子化の中で教育委員会の民間幼稚園への対応は、運営の一部を補助金として出せばよいとしか考えていないんじゃないかと。抜本的に考えていくべきじゃないかと、このように思いますがいかがですか。 ○議長(山本清内君) 眞目教育長。 ◎教育長(眞目秀昭君) お答えをいたします。 武生の公立幼稚園の就園率については数のマジックもございまして、例えば定員を低くすれば当然就園率は高まるわけです。これはもうだれしもわかることでございますが、定員をかなり以前からそのままにしてございます、武生の公立幼稚園ですね。そういった意味合いと、今議員御指摘の幼稚園の特徴っていうんでしょうか、存在意義等は必ずしも一致しないところもあるかもしれません。が、そういった意味合いもございまして、御理解を賜りたいと思うわけですが、いま一つ、今御指摘の私立幼稚園の補助金の問題でございますが、平成14年度からは事業実施補助金、実績に見合う補助金として取り扱う予定をしておりますので、御理解をお願いいたします。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 学校幼稚園の関係者が入園者の確保を少子化に結びつけているだけのようにしか私は思いませんが、なお今回の調査で市内の3つの学校幼稚園を統合して、文化センター前にあるなかよし幼稚園の場所に幼稚園を建設する考えや、北日野幼稚園を現在の北日野保育園に統合する考えが関係者より出ていると聞きます。これを早急に検討すべきではないかと、このように思うんです。これは、教育委員会の方から3年前ぐらい話が出てきてるんです。前のときにやはりみどりの保育園のところにそれを建設して統合するというような、でまた先ほどの研究会のあり方、性質ですけれども、前の教育長は幼保一元化についてもこれは十分こういうふうに定数が半数になってくるような状況だから考えなきゃいけないと。私はそのための研究会かと思ったんです。ところがその内容が変わってきてしまっている。これはもう本当に教育長がかわったり担当がかわると、そのときに進めてた教育長の方針と全然変わってくるんです。これはやはり一貫性を持たなければならない。今白紙撤回して、3年ほど前は幼保一元化についてもう相当進んでおったんです。この3つのこういうような場所の問題にも統合する問題も、その以前の教育委員会から発表があったんです。にもかかわらず、今はもう全くそれは白紙で戻っている。そして、そのことにおいてまた何の説明もなくして、今の研究会が今の幼稚園の延命策みたいなことで研究してると。どうもこの点が私はわからないんです。何となくやりたくないから研究会、研究会として一年じゅうこういうようにして研究してるような、このような状態にしか見えないんですよね、教育長、どう思われますか。 ○議長(山本清内君) 眞目教育長。 ◎教育長(眞目秀昭君) お答えをいたします。 ただいま議員御指摘のような印象を与えてるとしますれば、大変申しわけなく思います。今回立ち上げます研究会においては、今ほどの御指摘の以前のそういった話し合い、検討結果等も十分踏まえる中で実質的な研究を深め、そしてそれらの話し合いの結果を受けまして教育委員会として責任ある方向を打ち出していきたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 私は逼迫する財政の中で、少子化関連の予算が福祉と教育の連携が図られていないため、むだな投資が出ている点を指摘しているんです。新行革大綱の中でもこれらについて検討項目に入っているのかお尋ねをいたします。 ○議長(山本清内君) 田中総務部長。 ◎総務部長(田中育夫君) 行政改革大綱の中には当然今御指摘のようにこの保育園と幼稚園との今後のあり方含めましての一元化のことは実施計画の中に含まれております。 ○議長(山本清内君) 眞目教育長。 ◎教育長(眞目秀昭君) ただいまのに少し補足させていただきますが、今回立ち上げます研究会には、福祉部門からも委員を迎え、そして福祉と教育の連携を図るような形で研究を深める、そういう予定でございます。 以上です。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 教育委員会の統一した見解じゃないですね。先ほど次長が言われたが、事務局長が言われたのは、この幼保一元化じゃない、3歳児だとか何とかと云々言っておりましたけども、やはり確かにこの研究会は幼保一元化に対して福祉との連携が僕は大事だと思うんです。ところが今まではそれぞれが検討し、連携を図ろうなどとしないそういう姿勢じゃないかなと、このよう思われます。それぞれがこうしたらよいかなという程度で、それを進めようとはしなかった。ここに私は大きな財政的にも問題が出てきてくるんじゃないかなと、このように思います。この項目で市長にお聞きしますが、これまでの論議をどう受けとめられておるのかお聞きしたいと思いますし、市長は少子化に対応し、広角的にこれら問題に対応するために、新年度幼児部門を横断して担当する部長級あるいは審議官の職員配置をする考えはないか。費用対効果から見ても将来を見据えた対応が求められると、このように思いますがいかがですか。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) お答えします。 先ほど来の答弁にもありますように、教育部門と福祉部門、既に連携して仕事を進めておりますけども、今後さらに議論が煮詰まってきたらその段階で、今政策審議監ちゅう横断的な問題を審議する部門がありますけども、その政策審議監の仕事の一つに加えたいと思っております。 以上です。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) じゃ、幼保一元化はもうこれにしまして、時間がありませんが、この地区公民館のあり方と方向性について質問いたします。 地区社協の活動の場は地区公民館が中心となっております。地区公民館をこれら地域活動の拠点と考えて、運営管理に弾力性を持たせ、その地域の実情に合った利用法を考えるべきじゃないかなと、このように思いますがいかがですか。 ○議長(山本清内君) 真木教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(真木成元君) 公民館活動についてでございますけれども、現在も地区の各種団体の御協力いただきながら地域の実情に合った事業を推進しているところでございます。 なお、地区公民館のあり方につきましてですけれども、現在社会教育委員の会っていうのがございますけれども、そこへこのあり方について諮問をしているところでございます。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 地区公民館の維持、運営管理を地元団体に移管し、地域の自主管理体制を促進すべきじゃないかなと、このように思いますがいかがですか。 ○議長(山本清内君) 真木教育委員会事務局長。 ◎教育委員会事務局長(真木成元君) 管理運営につきましても、そういう議員さんのおっしゃられることも参考に入れながら、社会教育委員会の方で検討をしていただいているところでございます、現在。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 私、ただ単に地元へ移管せよと言ってるんではないんですが、先ほども井上議員の質問にもありましたけれども、学校週5日制の中で地域との子供のかかわり、また世代間交流を進めていく中で、公民館の担う役割が変化してきている。そのことを基本にしているので、単なる維持管理の委譲を言っているんではありません。きのう、おとついのテレビでも11チャンネルですが、福井の公民館の話が出ておりました。公民館の主事が本当にボランティアも出入りしながら、本当に地域の発展のためにたくさんの人が集まってわいわいやってる。あるいはまた、週5日制に向かって子供のジュニア研修をやったり、いろんなことで今公民館が各地域の拠点として活動している姿が出ました。私は、この教育委員会はそうした社会の流れというものを大きくキャッチして、そしてそういうようなことで施策をしていただきたい、このように思います。その点について教育長はどうお感じですか。 ○議長(山本清内君) 眞目教育長。 ◎教育長(眞目秀昭君) お答えをいたします。 芦田議員が大変御熱心に地域のいろんな活動に取り組んでいらっしゃるということをお聞きして、大変敬意を感じてるわけでございますが、例えば今御提案のような町内公民館集落センター、あるいは国高には女性の家ですとか等はございますが、そういったものを例えばいろいろな方面で公民館活動のさらに膨らませた部分で活用していくという御提案に対しましては、また関係者の方々の御理解をできるだけ深めていく方向が望ましいと私どもも思っております。したがって、それも一つの方法でないかなというふうに認識をしております。ありがとうございます。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 主眼は、地域づくりの観点であり、地域住民により自主的なまちづくりの参加を明確にしたいそういう考えで、市が手を放してしまえという考えではありません。あくまでも市は支援していくとの姿勢が大事だと、このように思っております。管理を地区に任すことで、指導、助言を行う体制までも縮小し、機構面で課が係に格下げするということのないよう配慮していかなければならないとも思っております。むしろ地区と共同してまちづくりを行う、こういう視点に立っていかなければならない、こういうふうに思っております。 そこで、今局長もそのようにお考えを言われましたが、地区拠点として考えていくならば、現在規模ではスペースが不足する。確かに増設計画も必要となってまいりますし、各地区の実情に合った年次計画も大事だと思います。そういったことについても考えていただきたいと思いますし、また各地区の実情に合った空き家活用だとか、あるいは分館方式だとか、既存の施設の夜間開放、あるいは機能付加といった考えを立てていかなければならないと思います。例えば、今教育長がお話しになりました国高地区ならば、働く婦人の家だとか、あるいは国高労働福祉センター、今瓜生会館ですけれども、等を公民館の分館として役割を持たせる、そういう検討も大事じゃないかなと、このようにも思っております。 また、こうした地区での拠点整備を進めて運営管理を各地区の高齢者世帯の団体にもその一役を担わせ、パワーを活用してまちづくりに参加してもらうと、こういうような形態も私は思っておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(山本清内君) 眞目教育長。 ◎教育長(眞目秀昭君) お答えをいたします。 基本的には議員さんの考え方は私どもも大賛成でございます。しかしながら、その拠点としてのあり方を、特に公民館の整備を進める上では多大な予算を要するのではないかというふうに思いますので、市の財政事情等も考慮しながらその整備につきましては、特に施設面の整備につきましては緊急性のあるものから修繕とか改善とかを行っていくという形で進めてまいりたいと、改善あるいは改修という言葉がよろしいでしょうか、というふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) この公民館のあり方と方向性につきましては、教育長も私の考えも同じですので、積極的にまた取り組んでいただきたいと、このように要望しておきます。 続きまして、少子・高齢化社会の対応についてお尋ねをいたします。 まず、武生市の少子・高齢化の状況であります。先般の厚生労働省の社会保障、人口問題研究所の発表によりますと、我が国は2025年には3人に1人は65歳以上の高齢者となり、出生率も1.39にとどまっていると発表されております。 そこで、武生市の現状について具体的なデータを示して、実情をお聞きしたいと思います。 そして、そのデータから見る武生市の特徴点、また将来方向の把握をお聞きします。 ○議長(山本清内君) 大久保福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(大久保秀峯君) 武生市での少子・高齢化のデータから見たのはどういう状況かと、1990年には武生市では14.5%が65歳以上のお年寄りでありました。全国ではその当時12%、それから1995年におきましては武生市では17.3%、全国では14.5%、2000年におきましては19.6%、全国では17.2%、これをずっと総合計画の推定でいきますと2010年には武生市では24%になるだろう、全国では22%と、2%早く進んでいるというような状況でございます。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 今後、武生市の状況は、全国レベルよりもやや高目であるということで、本当に一層高齢化社会を迎えますが、社会保障関係費も増大し、若年層の負担が多くなるのは事実であります。高齢者の生きがい対策、健康対策が重要なかぎになってくると、私はこのように思います。今回はこの生きがい対策に重点を置いて少し質問したいと思います。 平成14年度の予算のうち、少子・高齢化関連予算は福祉だけじゃなく全体予算の中でどの程度計上されておられるのか。 また、高齢化関係での内容もお聞きしたいし、また少子・高齢化関連予算の中で平成10年度との対比はどうなのかお尋ねをします。 ○議長(山本清内君) 山岸企画財政部長。 ◎企画財政部長(山岸文男君) 多会計にまたがりますので、私の方でお答えをさせていただきます。 14年度当初予算での少子・高齢化の関連予算ということでございますけども、児童福祉費の関係で6億5,800万円、それから保育園関係で20億9,800万円、老人福祉では10億9,700万円ということでございまして、あと特別会計で老人保健の特別会計で54億6,600万円ですか、それから介護保険が入ってまいりまして32億2,600万円ということで、全体130億円という形になるわけであります。平成10年と比較しますと介護保険の分がちょっと多くなっているかなというふうに思っております。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 今お聞きしますと相当なる大きな伸びを見せているわけでありますし、またそれだけに若年層の負担も多くなっていきます。ここで何らかの形でこの高齢者の社会参加の促進をしていかなければ、こういう予算がますます増加するんではないかと、このようにも思います。高齢者まちづくり、特に地域づくりの一役を担っており、単なる自立支援という考え方よりさらに一歩進めた社会の一員であるとの認識が必要であろうかと思います。弱者救済型から社会活動型への移行にしてもおくべきだと、このように思いますがいかがでしょうか。 ○議長(山本清内君) 大久保福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(大久保秀峯君) お答えいたします。 健康で働ける高齢者の方々の豊富な経験と知恵を活用できるような健康長寿社会の推進を図ってまいりたいと考えております。
    ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 行政は高齢者が地域づくりの一役を担っているとの認識がもちろん必要だと思いますが、行政がやはりまちづくり、特に地域づくりは人口のウエートの高い高齢者も一緒になって進めていくものだと、こういう認識が必要だと思います。ですから、今まで老人計画に見られるようにそういう弱者救済型、これも非常に大事なわけでありますけれども、私はここで一歩出て高齢者行動プランを作成するなどして位置づけを明確にする必要もある。そして、そのシステムにはプラン等を行政で作成し、明確にしていくべきじゃないかと、このように思いますが市長はどうお考えですか。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) お答えします。 私どもも「健康たけふ21」の目標として、「からだ」の健康、「こころ」の健康、それから社会的健康と申しまして、社会に参加また交流すること、それが健康というものの定義として使っております。ですから、これを高齢者行動プランという別に考える必要がないのであって、我々が今考えております「健康たけふ21」のプランの中に包含されるのではないかと思います。 以上です。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 私はなぜ高齢者行動プランっていうものを出したかといいますと、昔まだ女性を婦人と言ったときです、30年ほど前なんかは社会進出をするために婦人行動計画というものを県にも作成したりして推進をした分があるんです。だから、そういう面から高齢者がもっと社会の一員となって、そしてまちづくりのためにもそういうような社会参加型といいますか、そういったことで明確にそういったシステム、プラン等をあれして、確かに今健康づくりの中においてはそういうようなことをしてありますけれども、漠然としているわけです。だから、そういうように高齢者行動プランというものを作成しながら進めていくのもどうかなと、このように思います。市長、もう一遍お願いします。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 漠然としているのは、今ただいままだ「健康たけふ21」のプランができ上がっておらないものですから漠然としておりますけども、いずれでき上がったころにはこのような項目がしっかり入るものだと私は思っておりますし、もしその検討の段階で別に高齢者の行動については別にするというならそれも一つの考え方とは思います。 以上です。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) これからそういうものに類したものをつくるということで、期待をしたいと思います。 そして、私は先般芦山荘の前の高齢者創作館へちょっとのぞいたんですが、非常に高齢者の方が生き生きと作業をしておる。その姿を見て感じたんですが、地域ふれあい創出事業っていいますか、そういったことにおいて地域にある公共施設等の維持管理だとか、あるいは美化活動、次世代への伝承と世代間交流、地域文化の交流、これらを総称した形での地域ふれあい創出事業として、まちづくり策の中で支援策を講じられないか、このように思うんですがいかがですか。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) 大変よい考え方だと思いますので、ぜひともそれらも健康づくりの中で吸収していきたいと思います。 以上です。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) いずれにしましても、今まで申し上げましたように、高齢者を弱者としてとらえるのではなく、市民との市長がいつも言っておられるパートナーシップといいますか、のその事業の一役を担っているとの意識転換を持ち、行政がもって自立支援をさらに推し進めた形の行動計画というものを作成し、まちづくりに生かしていく考えを持つことは大事だと思いますが、先ほどの市長の答弁のようにそういったものもこれから含んだものをつくるということなので、ひとつ期待をいたしております。 では次に、社会福祉協議会のあり方について御質問を申し上げます。 各地区の社協で構成する市社会福祉協議会があると聞きます。そして、その社協は、大半が市の福祉事業の委託を主にしている実施機関と聞きますが、その実態はどうでしょうか。 ○議長(山本清内君) 大久保福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(大久保秀峯君) 武生市にございます社会福祉法人武生市社会福祉協議会は、各地区の社会福祉協議会と共同の関係にはありますが、社会福祉協議会そのものは武生市及び社会福祉協議会からの受託事業、それから独自で共同募金配分金とか、歳末助け合いの配分金をもとにした事業、また介護保険のサービス事業なども行っておりまして、単に受託だけではございません。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 今、市の委託だけやないと言われましたけども、社協はですね、私どもはもう社協は委託の分野の域を出てないような気がしてなりません。確かに地区社協は募金をしたりするような協力機関でやってますわね。ところが事業をやっているのは市社協ですわね。市社協はいろんなメニューを消化するだけの受け皿団体のようにしか思えてならないんです。今こういう世代ですから、こういう社会ですから、もっと何といいますか組織を拡大していくような、また言うならあそこは法人ですから、ただ市からの福祉事務所からの移管をした、その委託だけの仕事をしているかのようにしか思えてなりません。現状の形態ならば、市の福祉施策を転換すべき段階にあるんじゃないかなと、このように思います。メニュー消化の受け皿団体である市の考え方を改めて、新たな方向性をもう市も一体となって研究する時期じゃないかなと。また、市も当然かかわってこの体質改善を図る必要性があると、このように思うんですがいかがですか。 ○議長(山本清内君) 大久保福祉保健部長。 ◎福祉保健部長(大久保秀峯君) 武生市の社会福祉協議会に市も事業を委託しておりますが、市が直接実施するよりも委託した方が合理的で効率のよい事業を選んで委託しております。武生市社会福祉協議会では、独自事業を行っており、先ほども申し上げましたように介護保険サービス事業とか、介護実習講座とか、そういった独自事業も行っており、単にメニューを消化の受け皿として評価するのは適切ではないのではないかと考えております。 また、武生市社会福祉協議会は、市が網羅できない福祉サービスの部分もカバーして、市民が必要としている福祉に対応できる体制と順次なっておりますし、さらに充実した組織になるよう指導してまいる所存でございます。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 今、指導してまいるという話ですが、この社会福祉協議会のあり方、この方向性も市も一体となってこれはひとつ研究していただきたいと思うんです。といいますのは、規制緩和だとか介護に対する需要も進んでおりますけれども、福祉ボランティアの育成だとか、NPO法人等の育成にも市は努力すべきじゃないかと。そして、そういうことを社協も一緒になって考えて、その中核となるのはこの福祉だと、このようにも思っております。そういう意味で、市長はどうお考えですか。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) お答えします。 福祉ボランティアについては、今後ぜひとも我々としても育成を図っていきたいことであります。そして、現在は社会福祉協議会へ委託しておりますけども、これで足りない部分があればまた別に考えなければならんと思います。 それから、NPO、NPO法人についてでありますけども、これは今我々が最も力を入れて進めようとしていることでありまして、市民活動推進室でこれらについては図っていきたいと思います。 以上です。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) 今世の中は非常に共助だとか公助だとか、お互いに互助精神ちゅうのが非常に大事になってくる時代であります。それこそ福祉だと私は思っております。今後社会福祉協議会の今後は、市として福祉施策のあり方が問われてくるんじゃと思います。これに対してもう一度市長、いわゆる福祉施策のあり方、社会福祉協議会の今後ですね、は市としての福祉施策のあり方が問われてくると、このように思うんです。やはり今公助といっても介護保険なんか公助ですわね、そういうように社会全体がこの共助だとか公助だとか互助精神が強くなってきてる、こういう時代で、もう一歩開けた社会福祉協議会のあり方というものを考え直す時期じゃないかなと。やはり、市では行政ではできない部分もあろうかと思います。そういった面でもう少し強化する上においての指導体制ちゅうものを大事だと、このように思いますがいかがですか。 ○議長(山本清内君) 三木市長。 ◎市長(三木勅男君) お答えします。 これからの共助社会っておっしゃいましたが、社会がそういう特に福祉の分野では共助が最も重要なことだと思います。そして、またそれについてボランティアが育ってくれるのは我々としても最も大事なことだと思っております。したがって、社会福祉協議会のあり方についても議員おっしゃるとおり、これから研究していこうと思います。 以上です。 ○議長(山本清内君) 芦田盛治君。 ◆(芦田盛治君) これから本当に少子・高齢化社会が急速な加速をもって迎えるわけであります。先ほど予算面にも、あるいはまたデータからも我々若年層の負担ちゅうのは多くなりますし、またお互いがそういうような社会を築く上におきましても、きょうは社会福祉協議会だとか、公民館だとか、そういったことを取り上げましたけれども、やはりまちづくりの上において福祉の施策がこれ大事になってくると、このように思います。これからの社会福祉協議会あるいはまた市の高齢化社会においてのさらなる研究をし、この時代に合った対応をしていただきたい。このことを要望しまして私の質問を終わります。  ================ ○議長(山本清内君) 本日はこれをもって延会いたします。 なお、次会は、明12日午前11時から再開いたします。        延会 午後4時55分〔 参 照 〕            一 般 質 問 発 言 通 告 要 旨 一 覧 表                     (平成14年第2回武生市議会定例会)順位通告者発 言 の 要 旨答弁を求める者1井 上 幹 夫1 税の増収について  ・ 景気及び各種税・諸収入等の動向市長2 教育改革について  ・ 週5日制・地区公民館・中学校給食  ・ 教育指導員配置教育委員長 教育長3 農業振興について  ・ 上位等級比率の向上  ・ 地区営農市長 産業経済部長2芦 田 盛 治少子・高齢化社会の対応について   1 少子・高齢化社会への対応について   ・ 現状や少子・高齢化予算   ・ 「高齢者行動プラン」の作成   ・ 「長寿文化」の視点とその背景    (「地域ふれあい創出事業」の立案等)   ・ “地域づくり”の担い手の一員として    (弱者救済から社会活動型への移行に視点を)市長 福祉保健部長 2 地区公民館のあり方と方向性について   ・ 地区公民館の運営管理のあり方   ・ 拠点計画市長・教育長 3 社会福祉協議会と地区社協の現状とそのあり方について   ・ 現状とその見直しの方向   ・ 社協以外の福祉団体の育成市長 福祉保健部長 4 幼保一元化について   ・ 入園状況、民間幼稚園の実情と支援策   ・ 福祉・教育の連携(機構面から)市長・教育長 福祉保健部長3玉 川 喜一郎1 行政と組織のあり方について 2 新行政改革大綱について市長3 教育行政について  ・ スクールランチ  ・ 図書館  ・ 総合型スポーツクラブ市長・教育長4 三里山交流事業について市長4金 子 芳 巧1 地場産業の育成について  ① 打刃物・打刃物団地空洞化対策について  ② 軒先工房について  ③ 工業試験場をミックスした団地の育成について  ④ 資料館の整備と販売を含めた体験コーナーの設置について市長 産業経済部長2 武生型農業の育成について  ① 組織の育成について  ② 有機農法の取り組みについて  ③ 転作作物について市長・教育長 産業経済部長5西 野 与五郎1 武生の教育改革について    家庭教育について    学校5日制に向けて    新学習指導要領(総合学習)について    学校、体育施設の建設整備について市長・教育長 総務部理事2 障害者・高齢者の福祉について    障害者、高齢者の安全対策について総務部長 福祉保健部長6伊 藤 藤 夫新行革大綱と市長の政治姿勢について市長7関   正 美新時代の教育のあり方について  ・ 新指導要領による武生市の取り組み  ・ 新教育長の教育改革に対する所見  ・ 新指導要領の内容   (週五日制、土曜休日の受け皿、学力の格差是正、学校評議員制度、小学校での英語教育)  ・ 教育現場の現状と対応   (イジメ、不登校、校内暴力、学級崩壊、青少年の犯罪)  ・ ソーシャルスキルの導入  ・ 少人数学級  ・ 養護学校市長・教育長8北 野 光 夫1 教育の地方分権への対応について  ① 「学びのすすめ」の要旨は  ② 習熟度別指導、より発展的学習、基礎・基本の定着のための学習、朝の読書等への具体的取り組み  ③ 到達度の絶対評価教育長2 市町村合併への対応について  ① 法定協議会設置~合併実現までの期間  ② 周辺市町村の反応及び話し合いの状況は  ③ どのような合併を目指すのか  ④ 合併へ向けた戦略は市長・政策審議監9福 田 修 治1 福祉行政について  ① 高齢者福祉  ② 介護保険市長 福祉保健部長2 教育行政について  ① 地区公民館  ② 総合学習と学校5日制市長・教育長10蔭 山 千代治1 林業の振興について  ・ 森林整備の推進  ・ 林業作業員の養成制度の創設  ・ 県・地元産材を使った木造住宅に対する助成制度市長 産業経済部長 建設部長2 中心市街地の活性化と定住人口の回復について  ・ 市街地のインフラ整備
     ・ 賃貸住宅新築報奨金の導入市長 企画財政部長 建設部長3 行政と住民の協働について  ・ 地区担当職員制度の導入  ・ 地区サポートセンターの設置市長・総務部長11大久保 恵 子1 子どもの読書活動の推進について  ① 「子どもの読書活動推進に関する法律」について武生市の対応  ② 学校図書館の充実について   ・すべての小中学校に司書教諭配置を   ・司書教諭の制度化を   ・図書館司書の配置を市長・教育長2 障害者支援費制度の対応について  ① 広報・啓発について  ② ニーズ及び供給量の調査について  ③ 相談体制について市長 福祉保健部長3 市民活動支援について  ① 武生市の中・長期及び今年度のビジョンは  ② 職員の意識改革を市長 企画財政部長4 男女共同参画の推進について  ① 実効性ある条例の策定を   ・スケジュール   ・働く女性支援の項目を   ・苦情処理機関の設置   ・市が自らの姿勢を示す項目を  ② 職員の旧姓使用について市長 企画財政部長5 武生の農業政策について    環境保全型農業の推進市長 産業経済部長12増田 太左衛門 時代を見据えた中小企業や中小店舗等に対する支援策等について  ① 固定資産税減免制度の県内実施  ② 中小企業経営健全化借換融資制度の創設  ③ 緊急経営安定特別資金融資制度の創設  ④ 信用保証協会の保証枠の拡充策に向けた制度の一部改正または独自の特別補給制度の創設  ⑤ 狂牛病関連利子補給制度の創設  ⑥ 緊急対策本部(時限的)の設置市長 企画財政部長 産業経済部長13玉 村 正 夫1 武生市新行政改革について  ① 市長は「地方自治の原点」をどのようなものであると思っているか  ② 市長は「新行革」の推進に当たって、「自治体のあるべき根本」をどのように考えるか市長2 農業問題について  ① 武生市は農業を基幹産業として位置づけるのか  ② 農産物の市独自価格政策の必要性をどう考えるか  ③ 農業振興計画は地方が主体的に立てるべき市長 産業経済部長3 中学校給食について  ① スクールランチは学校給食法に沿ったものか  ② スクールランチの問題点について改善の余地はあるか  ③ 直営自校方式の中学校給食実現の方向は考えていかないのか市長・教育長14嵐     等1 都市計画道路の整備状況と下水道について市長・建設部長2 学校5日制と児童センターについて市長・教育長 福祉保健部長3 市長の政治姿勢について  ・ 教育長任期等に対する考え方  ・ 各種会合等への出席方針市長...